2005-11-01から1ヶ月間の記事一覧
A.その人の中に音楽の流れの線が入っていないと、フラットしがちになるのです。 例えばプロでも、音がフラットすることがありますが、聞いていて不快ではありません。歌が聞こえてくるから、そうは聞こえないし、気づかないのです。ところが、音程で聞かさ…
A.歌がうまい人は理論を理解したうえでうまくなったわけではないのです。ただ、勉強に行き詰まったら、理論からやってみるやり方もあるということです。ポップスの世界では、理論もわからない、楽譜もかけない、楽器も弾けない、それで歌っている人や曲を…
A.音程がとれないからといって、その音だけを直して覚えても、また違う曲でその音が狂うのはあたりまえです。音程が狂うということは、その人の中にそういう基準がきちんとしていないのです。狂ってしまうなら、基本の力をしっかり鍛え直さないとダメです…
A.ドラムやベースの人に聞いてみてください。ドラムがテンポとリズムを正確にとれなければ、ドラムとはいえないでしょう。彼らはテンポとリズムをとることを身につけているのです。ヴォーカルがそれに対し、甘いということです。タイム感がなくて、リズム…
A.こういう質問はあまり意味のない質問です。例えば、男性がマライアみたいな声を出したいと思っても出せないのは、その条件がないからです。というか、女性でもできるわけではありません。一生をかけてマライアになっても仕方がないと思っています。 なぜ…
A.ことばを知っているということだけではないと思いますが、確かにボキャブラリーは多い方がよいし、まして外国語であれば、たくさん知っているのに越したことはないと思います。でも結局、ことばでその世界をどう作るかということです。 私の語ることばと…
A.実際によいものを本当に聴いてみて、その気持ちになってやったときに、どうして同じ人間なのにできないのかということが出てきます。そのときに、自分はまだ体が弱いとか、息が吐けないとか、音がきちんと捉えられないとか、そういうことがわかってくる…
A.のどを閉めるということは、何となくわかると思います。現実の現象から考えればよいのです。 歌を聞いて、気持ちがよいと思う人たちがどうなのかということです。自分でその気持ちになってやってみることです。そのときに初めて、のどを開けるということ…
A.昔は歌に字幕は出ませんでした。今は歌も見てわかればよいのです。 大体、テレビも世間話しかしていません。ちゃんとやりたいと思ったら、一昔前の藤山寛美、松竹新喜劇などを見ていたほうが、よいかもしれません。 一番よいのは、黒澤映画などでしょう…
A.ここでも、音程やリズムのトレーニングを入れています。スクールなどと同じようなこともしています。回数ではなく、一回のことでどのくらい気づけて、それをもって帰ってトレーニングできるかということです。「ヴォーカルの達人」のCDとテキストなど…
A.これはとても難しい問題だと思います。あなた方が盲目の人の、聴覚の感覚を今から得られるのかということを考えてみればよいと思います。盲目の人は目をつぶっていても、杖一本で歩けるのです。耳を通じて見えるわけです。外国人で歌っている人たちは、…
A.これはイメージのことばです。私がしゃべっているのは、まぎれもなくのどです。歌っているときも、のどです。ここで声が生じているのです。 しかし、例えば、バスケットで膝でシュートするとか、バッターが腰で打てといわれているようなもので、そういう…
A.できると思いますが、それを目的にしないほうがよいと思うのです。すると、一時、音域は狭くなると思います。2オクターブあるという人でも、どの一音もきちんと通用しなければ、ゼロになるからです。カラオケなどを基準にしているのならば別です。マイク…
A.日本人の英語の発音が得意な人というのは、案外と口で作っているのです。彼らは息を吐いている中で操作しています。そういう英語の発声ができていないのです。つまり欧米語を扱う、体の作りができていないのです。 役者がしゃべっているところは、日本語…
同じような声というのを、どういうふうに認識しているかです。私のを全部同じ声だと思う人もいるし、いろいろと変わっていると思う人もいます。基準の取り方で、どのレベルでそれを判断するのかということは難しいことなのです。統一音声で基本をつくり、歌…
A.腹筋は、鍛えるのもよいのですが、声を出すとき使う筋肉にダイレクトにきくわけではないので、むしろ息を吐く練習をして、声で使う筋肉を鍛えた方がよいと思います。走って疲れたときの息は深いです。実際走らせて教えるトレーナーの方もいるそうです。
A.歌をうたうと、発声的にちょっと、という声もかなり使ってしまいます。ヴォイストレーニングというのは、声をつくりあげていくこととともに、ステージで歌い、狂ってきた声の出し方を、基本に戻すという効果があります。たくさん歌ったあとは、発声をも…
A.低音で喉を震わせるように出す感覚で、などとも聞きますが、ベースのことができていないと、のどをひどくいためる結果になってしまいます。まずは、腹式呼吸での基本の声のコントロールをきっちりとできるようになってから、それを応用していくことが、…
A.高い音を思いきり出せれば、自分の思い描くイメージの歌が歌えますね。しかし、高い声を出すためには、まず、自分がラクに出せる音の高さの声を、腹式呼吸できちんと出せるようになることがとても大切です。半音ずつきっちり出せる音を増やしていく、結…
A.最下音自体、私のイメージ言語で、医学的に証明されたものではありません。「地声」ということの定義も、人によって違うので、地声=生声=声楽的に使ってはいけない声としている人もいます。頭声、裏声も、使い方に混乱や定義の違いもあります。医学的…
A.発声も当然、消耗します。しかし、出せる状態を整えるのも必要です。マラソンの直前に何キロも走る人はあまりいないし、寝起きでそのまま来る人もいない。ウォームアップのやり方は人それぞれです。調整のために声を出している範囲なら問題ないと思いま…
A.息よみは、素振りのようなものですから、目的があってそこからおろしてきているのなら、意味があります。イメージづくりや感性を磨くなら、黙読でもできるでしょう。実戦とファーム、舞台と練習と考えると、声を使わない分、片手おちの感じがします。し…
A.その高い音が裏声なら、Gは経過音で切り替えの難しいところです。柔軟に使っていくことです。かすれてだめということもないでしょう。地声なら、トレーニングでカバーできるでしょう。病気は、このことからは、はっきり言えません。
A.声質というのは個人のものですから、UAさんのような声質そのもの、というのであれば限界がありますが、自分の声を時間をかけて磨けば、自由にうたえる声を手に入れることができます。そのときにはきっと自分の声が大好きになっているはずです。
A.だいたいは、休めば戻ります。人によっては、声の病気になることもあります。少しでも休みを入れ、声のケアをしてください。
A.ヴォイストレーニングは声を自分で自由自在にコントロールできることを目的としています。 http://www.bvt.co.jp/100mi.htm#i にメニュがございますので、ご自分にあったトレーニングを探してみてください。
A.満足いくレベルの高音を扱えるようになるには、腹式呼吸での発声をきっちり身につけなければなりません。いきなり高音の練習をしても、間違った発声になったり、のどを痛めてしまいます。まずは自分の出しやすい音域で、お腹からの声を出せるようにトレ…
A.煙草とお酒は、お考えのように、のどによくはありませんから、できれば控えた方がよいです。煙草とお酒関連につきましては、(rf:「Q&A集のQ087」)をご参照ください。
A.ミルクについては、体質や消化(お腹をこわす)の理由だったのでしょうか。個人差があります。温かいミルクを好んで摂る歌い手もいます。お腹のゆるくなる人にはよくないですね。アメリカでは、声帯がベタつくという人やトレーナーがいますが、のどの構…
A.実際に聞いてみなくてはわからないのですが、声楽などにおいて、こういう感覚を一つの目安にしている人もいます。正しいか間違えかという、白黒で2つに割りきれることではありません。次のことをチェックしてみてください。できたら、トレーナーに見て…