発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

2006-02-07から1日間の記事一覧

Q439.高いところが出にくくなったが、今は低いところでやっているためだと思い、気にしないようにしている。

A.クセがつきにくい低いところでは、しぜんに出ていたらよいのです。そこに息を入れていくようにして、押しつけないことです。高い音域が出にくくなっても、それは一時的なものです。調子のよいときに高いところも行なうとよいでしょう。

Q438.楽譜が読めないのだが

A.楽譜で歌が生まれているというわけではありません。自分の心が高まって、相手にそう伝えたくなった結果の一つとして、音が高くなるのです。役者のセリフも一オクターブくらい使っていますが、この音で出しなさいという指示はないはずです。伝わることを…