発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

2009-04-01から1ヶ月間の記事一覧

Q1908.ヴォーカル教室でピアノに合わせてその音程に合わせる練習をしているのですが上手くいきませんし、「なんで出せないの?」としか言われません。

A.そのうち、慣れで直る人もいます。しかし、こういうことをいうトレーナーは変えた方がよいでしょう。音楽に早くから接している人や、音大出身の方には、音が正しく出せない人のことが全く理解できないトレーナーも多いのです。なかなかこういう人に適任…

Q1909.練習中に上手く行かないと「ピアノを買って練習した方がいい」と言われます。

A.どんな楽器(音源)でも音が正しければよいでしょう。初心者にはキーボードをお勧めします。

Q1906.声が強いとき、声を柔らかく出すためには何が必要でしょうか。

A.まず、弱い声からやりましょう。ナ行やマ行で共鳴を覚えてください。

Q1907.僕はレベルの高い声を学ぶために洋楽を聴いているのですが、正直何を言っているのかほとんど分かりません。歌詞を見ながら聴いた方が効率が良いのでしょうか?

A.目的が発声なら、高い声と歌詞の内容とは全く関係ありません。楽器としての使い方のことだからです。

Q1904.日本語に息をのせて話すことが難しいのですが、何か良い練習や意識すべきことはありますか。

A.外国語からアプローチしてみましょう。

Q1905.声はタテに出すというのはイメージでしょうか。それとも実際に口をタテに開くよう心がけるべきでしょうか。

A.声が浅く、拡散しないため、深く焦点を絞るためのイメージです。口の中(奥)をタテに開く、つまり軟口蓋をあげてください。

Q1902.声が身体に合ってないと言われたのですが。

A.何事にも限界はあるのです。身体を変えていきつつ、声量声域は、しばらくはセーブしてください。

Q1903.練習の姿勢では、前腹を出して呼吸していたが、歌うときには、横や後ろを動かすようにするのか。

A.練習はあくまで体づくりのトレーニング、歌はステージで応用するのですから、むしろ練習に横腹を動かしてください。

Q1900.レッスンは一人でやってよいのですか。

A.トレーナーによっては、くずれるから禁じる人もいますが、ポピュラーで週2回以下のレッスンなら、自分でやるしかありません。トレーナーとよく相談してください。

Q1901.どうしても強く、大きく、太く、低く出したいがために無理をしている。目一杯やると、やった気になる。ベストを尽くした気持ちになるのですが。

A.逆のことをやることです。そして、弱く、小さく、細く、高く出せるためにやると思ってください。

Q1898.調子を整えたいときのトレーニングはどんな感じでやったらよいですか。

A.自分のもっと楽に声の出るメニュを使ってみてください。

Q1899.前に出るけど、下の方に響く声が難しいというか、よくわからない気がします。

A.いろいろやってみてください。人によるのでムリは禁物です。

Q1896.声のトレーニングが、日によって調子がよい日と悪い日ですごく違います。調子が悪いと、何日「ハイ」といっても、声が上の方にいってしまったり、こもったりします。こういう日でも、その日のトレーニングは続けてもかまいませんか。

A.トレーニングのメニュ、目的、そしてキャリア、つまり、人にもよります。ただ、調子悪いときは、できるだけ今日でなく明日のためによい状態にもってくるように考えることです。

Q1897.調子の悪いときは休み休み長くやっていますが、悪い状態を覚えてしまわないか不安になりました。

A.休み休みやるのは、よいことです。こういう切り替えでうまくいくこともあります。でも、うまくいかないのなら早目に発声は切り上げましょう。

Q1894.どうしても自分の出した声を聞いてしまう癖があり、聞こえなければ大きく出そうとするため力みが入ってしまいます。何か癖をとるコツはありますか。

A.テープで聞き返してやってみてください。(rf)

Q1895.色々長く悩みすぎてその事にまた焦ります。わからないとか疲れたって思うことも甘えに思えてきます。一番信用できないのは自分かもしれません。どうすればよいでしょうか。

A.何かを突き詰める以上というか、生きてくことがすっきりしないわからない疲れることの連続だから、行動して、またそういう思いをして少しずつ学び器を大きくしていくことです。 しだいに同じレベルのことにはそういう思いはしなくなり、ときに嬉しいこと…

Q1892.カラオケで曲は聴いているのですが、ガイドヴォーカルとガイドメロディと流れてくる歌詞を意識してしまい、棒読みになってしまいます。音源だけでかっこよく歌うことを目標にするには、何をしたらいいのでしょうか?

A.本当にかっこよく歌いたいなら、まず、歌詞とメロディを画面に頼らず完全に覚えることです。

Q1893.持病で鼻炎をもっており、こもった鼻声になりがちです。この声もトレーニング次第でよくすることができるのでしょうか?そうであれば、どういったトレーニングを行えばよいのでしょうか?

A.耳鼻咽喉科の問題ですから、まず医者に行ってみましょう。トレーニングは可能と思いますが、鼻にかけず、抜かずに頑張ることでしょう。

Q1890.高い声を出したり大きい声を出そうとしたりすると、「顎が外れそうになる感覚」が頻繁に起こります。どうしたらこれはなくなるのでしょうか?

A.口をあまり、開かないようにしましょう。口のまわりや、あごに力をいれないことです。

Q1891.しばらく歌い続けていると、歌声は出ているのですが、普通にしゃべる声が出なくなるのです。声がかれるという感じでしょうか。一時的なので、しばらくすると治るのですが、これは歌い方が間違っているからなのでしょうか?自然に歌えるようになりたいのですが、どうすればいいのでしょうか。

A.個人差やキャリアの違いもあるので、練習をみないとわからないのですが、間にもっと休みを入れてみてください。歌い方についても、まずはトレーナーにつくことをお勧めします。

Q1888.片足をけがしました。トレーニングして大丈夫ですか。

A.体のどこかに痛みがあると、そこをかばおうとしてバランスが崩れてしまう場合も多いのです。そういうことが気になるのであれば、それを無理な形で乗り越えるというのは、いいことではありません。気にならない範囲内で、ベーシックなことをやっていくこ…

Q1889.息を伸ばせるようになると、歌や発声がよくなるでしょうか。

A.それは、一つの条件に過ぎません。スポーツをやっている人は息も持っています。深い息を獲得しなければ、次のステップにいけないということではありません。トレーニングとして考えたときに、そういうプロセスを踏んだ方がわかりやすいのです。 本では、…

Q1886.肺活量について悩んでいます。

A.肺活量の問題は、女性は男性の3分の2くらいでしょう。しかも、使うのはさらに最大でも、8割くらいです。体の大きい人やスポーツ選手で、呼吸器官が鍛えられたり、体格がよい人の2倍くらいの肺活量の人もいます。それか歌い手の条件なら、歌い手に小…

Q1887.咳が出るときでも声を出してよいのですか。

A.咳き込むと、喉に負担を抱えるので、咳はできるだけ避けたいものです。 呼吸訓練をするのはいいことです。それで改善される人もいますが、咳が出るのであれば声にはよくないので、声を使わないで行った方がいいと思います。

Q1884.喘息などの気があるのですが。

A.いい方向にいけば続け、咳き込んでくるようであれば、中止しましょう。歌や芝居に必要とされる呼吸は、普通の人よりはあったほうがいいです。それがうまくいかない原因になってくるからです。 呼吸のトレーニングは、それをどう声に繋げるかという、声の…

Q1885.トレーニングは健康で体力もあったほうがいいと思いますが、自分はそういう体でないのですが。

A.何事についても、それなりの限界を踏まえたところでいろんな手段があります。音響もあるので、息が伸ばせないとか声が張れないということが絶対的な必要条件そのものにはならないです。それでも、体も可能性は広げていきたいです。トレーニングとして考…

Q1882.息は日本一、吐けるようになりたいです。

A.息が浅い人や吸うのが遅い人はいくらでもいます。どこまでの範囲でそれをみるかはいえません。トレーニングによって限界は広げられます。ただ、それを3、5年やっても、オリンピックまでいった人の呼吸に勝てるかというと、そこまでの体にはならないで…

Q1883.歌い手でブレスが煩雑に入って耳障りに聞こえる歌い手もいます。どうなのですか。

A.逆にそのブレスが味になっている歌い手もいます。ブレスが短いとだめということではなく、それはあくまで歌を支える一つの要素でしかないので、歌い手なら感覚的にやっているのです。 トレーニングする人の場合は、基本的にはそれをその人の体として持っ…

Q1880.プロのメントレのやり方を教えてください。

A.プロのやり方はそれぞれにずいぶんとありますが、あなたがそれに適応できるかというと、わかりません。プロでも思い込みの部分も多いと思います。専門書を読んでみてください。

Q1881.8時間寝てないと声が出せない。

A.多分、7時間の睡眠でも、充分な声は出るでしょう。でも2時間だと悪くなるでしょう。もっと明確に自分に最適の睡眠時間を知りましょう。充分眠らないと、全然だめという人もいますが、それほど悪くはならないでしょう。そう思い込むことによって、悪く…