2010-10-01から1ヶ月間の記事一覧
A.そうですね。滑舌を意識することはよいことなのですが、意識しすぎて不自然な話し方になっています。人間的ではなく、コンピューターが話しているように点々に聞こえてしまいます。この部分を修正できるとよいですね。そのためには滑舌練習は滑舌練習と…
A.基本的にいいひびきの地声で歌えるキーに設定してあります。キーを上げると、最高音がミックスに近い声になってしまうので、少し不安定です。まずは地声で歌えるキーの中で、しっかりとした声を出し、その声を安定させていくことに集中していきましょう…
A.体から声を出すようになると、今までより声が低く聞こえるはずです。これは声が深くなったからであり、体がひびいている証拠です。現段階ではあまり気にしないことです。声を鍛えていく過程では必ずそうなります。声を鍛えていきたいのであれば、方向と…
A.もともと外国語を話すときに、深いポジションで発音しているのです。日本語の「い」や「う」のように、ひびきを浅くして発音することばはないのではないでしょうか。例えば日本語で「うなぎ」と発音する場合、「う」は口をすぼめて、ひびきも浅くなりま…
A.胸を張りすぎているのではないでしょうか。もう少し胸の力を抜いて、まっすぐ立ってみましょう。もしわかりにくいのであれば、壁に背中をつけて立ってみたり、床に仰向けに寝てみたりしてチェックしてみましょう。背中が大きく反ってしまって、壁や床と…
A.のど中心で声を出しているのが原因ですね。事実叫んでいるのだと思います。大きな声を出そうとしていることはよいと思うのですが、もっと体を使い、お腹から声を出すことができれば、のどの力も抜けてきて叫んでいるようには聞こえなくなってくると思い…
A.朝起きてすぐのトレーニングは、身になるケースも逆に悪くなるケースもありますので慎重に行なうようにしてください。人によって差があるとも思います。私の場合は、朝からすぐにある程度声が出る状態になるべくできるように、朝起きてすぐに声を出すよ…
A.オペラに興味を持って聴きたいけれども、どのようなものを聴いたらよいのか最初からわかる人はあまりいないと思いますので、参考までにご紹介いたします。単純に、時代が現代に近い作品ほどドラマティックな作品が多いと考えてよいと思います。一番古い…
A.リズム感に関してですが、例えばドラムやギターなどを演奏する際にリズム感を引き出すために何が必要かわかりますか?まずは絶対的に必要なことは、演奏テクニックです。どんなに頭の中や体でとてもよいリズム感を持っていたとしても、手がうまく使えな…
A.音楽大学で声楽を専攻している学生は、発声法について同級生や先輩後輩などの話をよくします。さまざまな種類の先生の考え方や教え方などについてもよく議論したりすることがあります。そして、とてもおもしろいことですが、優秀な声楽家が学年から何人…
A.バ行の練習は、声を支えることと息の流れをうまく作る練習に格好の素材であると思います。唇は、体の中で息が出ていく最後の出口です。バ行の子音を飛ばすには、最後の出口である唇に息の流れがあることが最重要になってきます。母音のアタックが喉にか…
A.自分の許容範囲以上の高い楽曲を歌うことに関しては、特に気をつけてください。高すぎても低すぎても、です。楽曲が自分の声に合わないと、理想の音が出ないことに焦って声を作ることにつながり、しっかり出るはずの中間音でさえも出なくなっていく危険…
A.本来どんなジャンルの音楽でも正確な音程をとれることは重要です。しかし、現在の音楽界では概してクラシック以外のジャンルの歌い手はテクニック不足のため音程が悪い人が多いです。クラシックの中においても、悪い人はいますけれど。音程はただ単に高…
A.腹筋を鍛えるということが、発声上に悪影響を与えているケースがあると思います。息を止めて腹筋をガチガチにしてしまうと、息を流そうと思ってもなかなか流れてくれないかもしれません。インナー系の腹筋を鍛えることはお勧めしますが、外側の腹筋はあ…
A.「お腹から大きな声を出して」といった種類のことばは今も昔もヴォイストレーニングや劇団の発声練習などでよく使われていることばです。このやり方は声を出す訓練の他にも、日本人特有の人前で大きな声を出すことに対する「恥ずかしさ」などの精神的な…
A.歌い手としての1番の素質は、やはり声(楽器である喉)でしょう。人の声は言ってみればよい声と悪い声に大きく分かれます。こればかりは美声を生まれながらに持っている人とそうでない人が存在するのは仕方ありません。しかし、声は1人1人異なるもの…
A.レッスンで緊張するということは、本番でも同様に緊張してしまい、本来の力が出せないということではないでしょうか?もしくは、レッスンは先生とマンツーマンで距離が近いので、ステージ上よりも逆に緊張するということもあるかもしれませんね。しかし…
A.発声理論として、細かい知識を知ることは悪いことではありませんが、中途半端に知ってしまうことは実はとても怖いことでもあると思います。逆に知らないほうが、余計なことを考えないですむということも大いにあります。特に、喉周辺の細かい筋肉の動き…
A.ことばを喋るときでも、音の高さというものを意識できるとよいと思います。というよりも、声優さんやアナウンサー、他にも声を扱う職業すべての人に当てはまると思いますが、音楽的な素養がある程度あることは大きな武器になると思います。音の高さによ…
A.オリジナリティを育てるにはどうしたらいいかというと、いろいろな経験値を上げることがまずは大切です。オリジナリティとは、人にはない自分の色です。その色はどのようなところから出てくるかといったら、教科書に書いてあることだけでなく、いろいろ…
A.子音を練習することはとても重要なことで、子音の練習は多くの人が、滑舌をよくするため、という認識だけだと思います。実は、滑舌をよくすると同時に、発声上の特に息の流れを作るためにとても適している練習でもあります。特に破裂音は、息の流れがち…
A.一所懸命になることは、とても素晴らしいことだと思います。しかし、一所懸命な気持ちが殻回ってはいけないと思います。楽天的な考え方や、肩の力を抜くことを、時としてできるゆとりが大切です。何事においてもだと思います。一所懸命になるということ…
A.まずはテンションを高くすることです。まだまだ普段の自分の気持ちの振り幅でしか、テンションを上げることができてきません。もっともっと高くしてよいのです。やりすぎぐらいでちょうどよいと思います。やりすぎて、自分ではおかしいなと思っても、舞…
A.レッスン時に行なった腹式呼吸を思い出してみましょう。お腹に息を取り込んで、お腹から気を吐き出していましたね。この動きを普段も意識できたらよいのですが、なかなかそうはいきません。ですから細かい動きよりも、お腹から声を出すという意識をもっ…
A.日本では実力主義ではない部分もあります。容姿がよかったり、踊れたり、アイドルのように応援してあげたいということで売れているアーティストもいます。しかし売れ続けることはとても大変なことです。一時は人気があたっとしても、実力がなければ生き…
A.セリフがあってもなくても同じことです。まずそう考えてください。しゃべっているか、しゃべっていないかの違いです。セリフがなくても、舞台に立っている以上、その役として立っていなければなりません。無言であっても、気持ちや体はお芝居しているは…
A.レッスンを受けてアドバイスを受けたり、指摘をされた部分を克服するようなメニュをまずは作ってみましょう。そして次のレッスンまでに日々練習していきます。そうしてまたレッスンを受けると課題が見つかってくると思うので、そこでまたメニュを作り実…
A.もちろん多くのオーディションを受けていると思います。企画としてのオーディションもあれば、事務所のオーディションもあります。またオーディションを受けずに、実際にプロとして活動をしている方もいます。事務所に所属しているか、していないかの違…
A.もちろん読めたほうがよいと思いますが、読めなくても歌を歌うことはできます。しかし多少はできたほうがよいと思います。今どこを歌っているのか、音程が高低にどのように変化しているのか、リズムは合っているのか、ぐらいはわかったほうがよいでしょ…
A.ユーチューブの使い方としては、CD等で音源を購入しなくても、多くの音源を聞くことができるということが最大のメリットです。音源自体はよい音質ではないかもしれませんが、質よりも量を聞くことができます。また海外のアーティストであっても、即座…