2013-08-01から1ヶ月間の記事一覧
A.歌手などの歌でも、ほとんどが円熟とか成熟という名のもとに慣れ親しみ、汚れ、新鮮なものでなくなっていきます。それが昔のように、全盛期をすぎ、ナツメロ歌手になる頃ならよいのですが、今の日本では特にそれが早く、昔であれば40代、早ければ30代で退…
A.声のよくなる環境に自らを置くことが、最も効果的です。私は皆さんのご両親、お父さんがゴスペルシンガーで、お母さんがオペラ歌手だったら、声の問題は8割、解決していると言っています。日本に生れたその日から、日本人ののど喉で浅い発声を聞いて育っ…
A.「今ここで」学べていると、方法やトレーニングを超えて、「次にどこかで」学べていくのです。異なるトレーナーについても、異なる方法であっても、自分なりに消化し創造し、活かしていくことができるようになります。すると、その人は、さらに自分に必要…
A.その気持ちわかります。歌を勉強しているとなんだか、ちゃんと練習しているのになぜだか声が出にくい。前にはできたはずのことができない。そんな時があったりすることもありますね。そんな時は余計に焦ってしまい、焦ると支えが上に上がり、呼吸も浅くな…
A.日常性ということからみると、生きて生活しているなら、ヴォイストレーニングのベースは入っているのです。健康に生きていることをベースとして、話がなされて、声は充分に使われているのです。 そして、このことがトレーナーとのヴォイトレをわかりにく…
A.リズム、メロディ、ハーモニーを音楽の3要素といいます。そして、これに音色(サウンド、トーン)が加わります。ポピュラーでは、リズムと音色が中心です。日本の歌では、メロディ、ことば(詞)が大切だとされています。(♭θ)
A.私が精神論のように、取り組みやスタンスに、幅広く何度も言及してきたのは、それが多くの人に何よりも必要だからです。 少なくとも、ヴォイストレーニングをしたいというのなら、何をもってトレーニングとするのかをつきつめていくことが根底になくては…
A.日本人の生理的に発声可能な声域というのは、およそ3オクターブくらいでしょう。このうち音楽的に歌いこなせるのは、およそ2オクターブといったところでしょうか。それ以上無理していると、大体は声もかれてきます。 発声法は健康法の一つにもなります。…
A.効果については、大半は、主体的なものです。もっと効果が出るべきだったのか、これでも最高の効果があったのかは、わかりません。でも、いつも検証していますか。そのためにレッスンがあります。声について、一般論や他人の実例は役に立ちません。自分を…
A.まず私のレッスンでは口からブレスを吸わせています。その状態が自然になるまでトレーニングを積むことです。もしくは息を吐ききれていないのかもしれません。息が吐ききれていないと吸気だけが残ってしまいどんどん苦しくなっていくので注意しましょう。…
A.次のトレーナーについて、よく学べるとよいのですが、何となく、今度学べたことにして前途を閉ざすパターンが多いのです。悪口を言うのはこういうタイプです。本当に力がついたら、そんなことは気にせず活動しているものだからです。 私がそういう言動を…
A.狭いスタジオのバンドのなかでの騒音、電車のなかでの大音量でイヤホン、ヘッドホンで聴くようなことは避けましょう。難聴になりかねません。聴覚は一度壊れると完治せず、やっかいなので気をつけてください(♭θ)
A.現実に学べている人は、そこで学んだことを感謝していきます。次のステップへ歩んで、次のトレーナーや次のプロデューサーと、より大きな活動をしています。 現実に学べてない人は、学べなかったことを封印して、それを学び直すならよいのですが、否定し…
A.20代くらいまでは、まだまだ発声に関する器官は未熟で不安定な時期なのです。声域も本当には安定していません。このことを充分に知っておいて、焦らないことです。 20歳前で声のトレーニングがうまくいかないのは当たり前なのです。そういうときにはあま…
A.本当のところ、トレーナーとのレッスンで行われていることはトレーナーにしかわからず、第三者にはわかりにくいものです。だからトレーナーは、あまりオープンにしたがらないし、レッスンのプロセスの途中に第三者のトレーナーの入るのをよしとしないもの…
A.それっぽいなというのはちまたやテレビから流れてくる声にそっくりだなと感じる時です。それっぽいほうが売れるのか、使ってもらえるのは正直分かりません。それはプロモーターが考えることですから。しかし生徒個人の声ではないなと思うことがおおいです…
A.トレーナーにも生徒にも万能を求めるのは、逆にいかに目的が低いかということです。いろいろと批判しているようにみえるこのアドバイスも、実は愛情の賜物です。 何からでも学べるのです。それを絞り込んで、何をどう学ぶのかをより高めていけてこそ、学…
A.できるだけ大音量で音楽を聴き、耳だけでなく体へ息吹きのように音の感覚を入れることが大切です。音楽の世界のインパクト、迫力を骨からの振動で体とともに味わうことです。このときには興奮、感動をできるだけ全身で感じましょう。音楽が心身に入ってい…
A.他のトレーナーであれ、ここであれ、その人が学べているのなら、おのずと次のステップにいけます。学べなかったなら、また、ゼロから学ぼうと過去を封印するより、過去に学べなかった原因を知ることが有効なこともあります。 もちろん、やめてくる人はあ…
A.英語には日本語にない発音がたくさんあります。発音記号などでチェックするとよくわかります。 私たちは、幼稚園や小学校一年生のときに50音ということで「あいうえお」という母音や、「(あ)かさたなはまやらわ」の子音を学びました。 ただ、日本語とい…
A.「憧れを抱いて、業界に入って現実をみたら失望してやめた」こういうケースはよく聞きますが、「何をみたのか」「同じものをみても、どう思ったのか」は、それぞれの人によって違うことでしょう。アートでの表現ですから、いろいろとあるでしょう。 とは…
A.まず、「マイクの効果的な…」ですが、声楽家はマイクを使わずに歌うプロなので、正直あまり詳しくはありません。 ミュージカルの舞台公演などの経験から、基本的な使い方として、マイクを近づけたり遠ざけたりすることで音量をコントロールし、自分の声で…
A.1、 直観で決める。(初心) 2、 たくさん、ありったけまわって決める。 3、 長く試して決める。 2は迷うから、1でというもの悪くありません。案外とたくさんのものをみると、第二義的なことの方が大きくなることもあります。サービスや設備や料金な…
A.毎日、音楽や歌、声をあびるほど聴きましょう。好き嫌いを分類しましょう。歴史やジャンル別に体系だてていくのが、全体をフォローしたり、見落としを防ぐやり方になります。 ネット(ユーチューブなど)によって、今や、世界の音楽、一流のアーティストの…
A.世界レベルの最高のシンガーがまわってきても、ここでは同じレッスンで行うと思います。そういう人は紹介でいらっしゃるのでピンポイントで内容が決まるでしょう。(私のところでは世界レベルを体制としてセッティングしてきました)つまり、表現=目的で…
A.新生児は、1~2ヶ月で一時泣き声が低くなります。2~3ケ月たつと、「アー」「ウー」といったことばで表現する喃語期(なんごき)に入り、声域は1オクターブ半ほどになります。 喃語(なんご)というのは、ことばにならない声です。これで、まわりの人…
A.トレーナーに合わせるのは、天才か初心者のレベルです。しかし、トレーナーに合わせる力がつくということは、「仕事にする力」がつくということなのです。つまり、プロになっていくのです。 1、初回からレッスンが成立する。 2、初回で相手がわかる。 …
A.「息を吸う」という動作の時に、どの様に入っているかということと、お腹の持ち上げ方がどうなっているかということが気になります。 吸う時ですが、以下のことを試してみてください。 1.息を吐ききる 2.吐ききったら、ビックリした口やあくびの口をしな…
A.ヴォイトレの必要性自体、人によって違います。レッスンは必要なければやらなくてよいのです。まわりはまわり、情報を得るためならそれもよし、なんでも勉強です。 ただ、そういう目的でなく、合うところを見つけたいなら、「合う」ということを具体化し…
A.ファルセットという定義も確認してみないと難しいところがあるけれど、体の響き方としては実声(地声)と違うので、感じ方は小さいか、もしくは感じないと思います。 (♭Ч)