発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

2014-06-18から1日間の記事一覧

Q4984.声の大きさで印象は違うのですか。

A.もちろんです。たとえば、小さな声は、自信のなさを表明しているように受け取られます。必要以上の大声では、注目されたいということになりかねません。録音を聞いて慣れていくことです。(♭ф)

Q4985.他の人の声の調子でわかるものは何ですか。

A.相手が私たちの目に見えなくて、その人が楽しいか、みじめな気持ちか、怒っているか、不安な状態かなどは、その人の語ることばがわからなくても、声の調子だけでおよそわかります。声量、高低、メリハリ、スピードといった特徴が、感情を伝えるのです。…

Q4986.日本の歴史にも癖のある声がいろいろとあるのですか。

A.浪曲の浪速節や落語漫才の上方に使われるイキミ声、時代劇での「拙者は」という渋い声、浪曲声や荒れた声のドスの効いているつめた声などです。イキミ声とは、出産時のときにイキむように、口の中からのどをしめつけて、胸を圧迫したときの声をいいます。…