発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧

Q4889.口呼吸のデメリットとは何ですか。

A.口での呼吸は、のどや肺にストレートに細菌が入り、免疫力も弱くなって、アレルギー(喘息、花粉症、アトピー性皮膚炎など)を起こしたり、肺炎や高血圧など万病のもとになるとさえいわれています。のどが乾燥して痛む。唇が乾く、口が開いている若い人を…

Q4890.もっと魅力的になりたい。

A.あなたは、自分を魅力的だと思いますか。もっと魅力的になれると思っていますか。 私は、声運というのがあると思っています。よい声を出せば運がめぐってくる、仕事も友人も、どんどん豊かになってくるのです。・人間関係で声で損している。・仕事で声が…

Q4891.練習法と練習時間について教えてください。

A.声に疲れを感じたら休みをとってください。10~15分休んで声をだしたときスムースに行かなければオーバーワークか練習法に無理がかかっていたという判断をしてください。翌日に支障がなければOKです。(♭ё)

Q4886.呼吸というのは口から吸ってはいけないのですか。

A.呼吸のための穴は鼻であったので、哺乳動物は鼻で呼吸します。鼻呼吸がよいのは、狭い細い長い穴を通るときに、しめった鼻腔(の粘膜)や鼻毛で、ほとんどのほこりや細菌が取り除けるからです。乾燥した冷気も温められ、湿った肺での酵素吸入の負担をやわ…

Q4887.成功と幸せへのパスポートは、声というのを読みました。どういうことですか。

A.あなたは、今のあなたに満足していますか。 A.仕事、地位、自己実現、経済的収入、やりがい B.恋愛、結婚、家庭、住まい、環境 C.人間関係それぞれについて、いかがでしょう。これらが、おのずとうまくいっている人は、魅力的な人です。(♭б)

Q4888.体の筋肉と声の関係は。

A.細かな知識でなく大ざっぱに実践的に捉えましょう。首や肩などの声帯をコントロールする筋肉に関わる凝りは、声に悪影響を与えます。首から肩にかけての筋肉や、胸やわきの間の筋肉は、いつもほぐしておきましょう。自分本来の声にさらに磨きをかけていく…

Q4883.腹式呼吸ができたら、声も歌もよくなるのですか。

A.腹式呼吸だけでは声は出ません。腹式呼吸は出ている声を扱うための方法にすぎません。しかも、腹式呼吸は、誰でもすでに身についているのです。私たちはふだん、あるいは眠っているときに、無意識のうちに腹式呼吸を行っています。ですから、発声に伴って…

Q4884.声はどうして武器になるのですか。

A.ちやほやされたいなら、ルックスもファッションもブランド品も必要でしょう。しかし、大切な人と深くつきあっていくには、そんなものは、さほど関係ないともいえます。では、なぜ声なのでしょう。人間関係は、とどのつまり、一対一からです。そこで問わ…

Q4885.体や喉に疲れを感じたときは。

A.筋肉がこわばり凝っていると、声も固くなってしまいます。体が固いままでは、声は早く疲れてしまうでしょう。体を固めないように、いつもリラックスできるようにしましょう。疲れや凝りを感じたら、軽く柔軟体操をしたり、ひざの屈伸運動をしたりすること…

Q4880.寝ているときが腹式呼吸ならトレーニングは不要ですか。

A.しっかりとした声が出るように思い通りに息をコントロールできるようになるためには、眠っているときの腹式呼吸とは、ケタ違いに高度な扱いが必要なのです。これは時間をかけて毎日休まずコツコツとトレーニングをして身につけていくしかありません。(♭ф…

Q4881.成功するために声は関係ありますか。

A.現に成功している人は、人にモテる要素をもっています。それは、ルックスやスタイル、ファッションではありません。話しているときの表情や声がとてもチャーミングな人なのです。多くの人は、このことを無意識下に感じているのではないでしょうか。(♭б)

Q4882.自分の体を上手に声にいかすためには。

A.体の柔軟性が問われます。スポーツ選手や武道家、舞踊家が、体を常日頃から柔らかくしておくのは、自分の体を自分の思い通りに動かせるようにしておくためです。柔軟性を高めることで、自分の体がコントロールしやすくなるのです。このことは、リラックス…

Q4877.胸式呼吸と腹式呼吸の切りかえのやり方を教えてください。

A.実際の呼吸は、腹式と胸式が組み合わされ、どちらかに切り替えはできません。しかし、呼吸としては、徐々に、お腹中心にしていくのです。特に女性の場合は、胸式呼吸に頼りやすいようです。スポーツや激しい運動によって鍛えていくのも、一つの手段です。…

Q4878.ファッションなどの魅力づくりと声の関係はあると思うのです。

A.人生は、常にまわりの人との関係とともにあります。成功も幸せも人からどう見られるかの評価抜きにはありません。なぜ人間は何歳になっても、ブランドや外見にお金をかけるのでしょうか。それは、人はその見かけに左右されるからです。年齢を重ねると、…

Q4879.呼吸時の脱力のチェックを教えてください。

A.仰向けになり、体の力を抜いてください。リラックスした状態で声を出してみて、力が入ってしまっているところはないか確認しましょう。力が入ってしまう箇所があれば、そこを重点的に意識しながら、リラックスした状態で声が出せるようにしましょう。仰向…

Q4874.胸式呼吸の直し方や、腹式呼吸の練習法について知りたい。

A.発声練習のときは、簡単にいうと、胸の周りに吸気を入れて、肩や胸が盛り上がると、胸式呼吸といわれます。手をウエストの両わきへあててみて確認しましょう。これはチェックですから、いつもはやらなくてよいです。そのとき、肩、胸が上がったり、力が入…

Q4875.なぜ声のことを勧めるのですか。

A.声については、これまで誰も大して本気で手につけていません。誰もが知らないことや、誰もがやっていないことは、わずかな努力で多大な成果をもたらします。私がお勧めするのは、あなた自身の声をよくすることです。その理由は、少なくとも3つあります…

Q4876.なぜ、呼吸法を寝ころんでやるのですか。

A.リラックスした状態での声の感覚をつかむために、寝転んだ状態で声を出すのは、わかりやすいアプローチです。寝転んだ姿勢は体が固定され、肩や肋骨などが動かないため呼吸しやすいうえに、客観的に各部分を確認しやすいという利点があります。(♭ё)

Q4871.呼気時に働く筋肉は。

A.・胸郭と肺が元に戻ろうとする。・内助間筋と胸横筋の緊張(収縮)・補助呼気筋群(外腹斜筋、腹直筋、腹横筋など)、さらに後鋸筋、臂筋、背筋など、骨盤周辺の筋が働く。(♭ф)

Q4872.声に対して自己投資するメリットとは?

A.確かに性格も容姿も直せます。顔もスタイルもよくなるでしょう。しかし、考えてみれば、顔もスタイルもよくないのに、成功している人、とても幸せな生活をしている人もいますね。ルックスやスタイルをよくするには、すでにあらゆる手段が講じられている…

Q4873.リラックスしながら声を出すのはなかなか難しいのですが。

A.よい声を目指すために、リラックスした状態で、出る声を知っておくことが大切です。しかし、はじめて呼吸法や姿勢に挑戦する人が、リラックスしながら声を出すのはなかなか難しいことです。私たちは眠るときなど体の疲れを癒すときは、自然と体を横に寝か…

Q4868.横隔膜はどこについていますか。

A.横隔膜は筋肉と腱から成る薄い膜で、後方は腰椎、前方は肋骨につき、凸形のドーム状になっています。横隔膜筋は横紋筋(随意筋の一つ)で、横隔膜筋収縮(下がる)は、頸髄神経C4(C3~C5)が横隔膜の中心腱を、胸髄神経(T8~T12)が横隔膜周辺…

Q4869.上達するにはどうしたらよいでしょうか。

A.私のレッスンを受けられている方の話です。よほど体調を崩さない限りレッスンを休まれることはなく、「意欲的」に通われています。そして、毎回レッスン内容を録音し、ご自宅でもその録音を何度も何度も聴き直して、どんな声を出したときにどんなことを言…

Q4870.息が入らないといわれます。

A.吐ききった状態で、体の力を一気に緩める感じにしましょう。すると、自然に息が体の中に入ってくる感じがしませんか? この動きを呼吸の一連の流れに意識します。最初は慣れないかもしれませんが、日頃から少しずつ意識し、それに適した姿勢をとれるよう…

Q4865.吸気運動のメカニズムとはどういうものですか。

A.胸郭の拡大が外肋間筋(肋骨間の外側の筋)、肋骨間筋などの吸気筋によって行なわれます。横隔膜は、横隔膜筋の収縮によって下がるのです。そこで発声時の呼吸を調節するには、脊髄(頸、胸、腰)の動き、姿勢の保ち方が重要です。吸気は吸うのではなく、…

Q4866.最初は少ないレッスンから始めた方がよいですか。

A.始めたばかりのころは、「楽器作り」が主な課題になるわけです。この「楽器作り」が一番大変なことなのです。なぜなら、自分のことほどわかりにくいからです。この「楽器作り」を一緒に行うのがレッスンであり、右も左もわからない状態から、少しずつ今起…

Q4867.姿勢について首とあごは、何に気をつけますか。

A.首をまっすぐにします。首がまっすぐな状態ならば、あごをひいても、のどを圧迫しません。その状態で息を吐いてみます。最初はゆっくりと吐きだします。このときに、あごがあがらないように、頭は後ろに反り返らないように注意しましょう。(♭ё)

Q4862.腹式呼吸のメリットについて知りたいです。

A.1.運動量が多く、呼吸量の半分以上がまかなえる。2.「呼気のささえ」があるため、胸式より腹式の方が横隔膜周辺の筋肉群(腹筋、背筋、臂筋、骨盤筋、その他)の調節を意識的に動かるし、訓練しやすい。3.胸式呼吸による横隔膜の上下運動、および、…

Q4863.筋トレのように休みを入れていく考えは声にも有効ですか。

A.「練習を1日怠ると自分にわかる。2日怠ると批評家にわかる。3日怠ると聴衆にわかってしまう。」この言葉は、ポーランドのピアニスト“イグナツィ・ヤン・パデレフスキ”(1860~1941年)が説いた言葉です。万全の技術を身につけるためには、強い忍耐力が…

Q4864.しっかりと呼吸をするのに、どのような姿勢がよいのですか。

A.まずはかかとをこぶし一つあけ、リラックスした状態で立ってください。そこで、上半身を前に倒し、前屈した姿勢で息を吐きましょう。吐ききった状態で、体を起こしながら息を吸いましょう。おなかの周りの膨らみを感じるはずです。次に、体を起こした状態…