2015-02-09から1日間の記事一覧
A.これは、呼吸の胸式、腹式と同じく、よく混同されていますが、どちらかに切り替えるのではありません。どちらが大きく働いているかということです。片方が停止はしないのです。神経については次の図で覚えてください。 a中枢神経―脳、脊髄 b末梢神経―…
A.ストレスは、抑制因子で、それを受けた結果、ストレイン(歪み)を残すのです。ストレスは、人間の生理、心理、精神に対しての圧力です。内因性と外因性がありますが、相互に関係していることも多いのです。生理的には、環境の与えるプレッシャー、心理的…
A.ストレス反応は正常のこと。例えば、心臓のどきどきは準備をしているのです。呼吸は、早く酸素を送ろうとしているわけです。心拍上がり血圧上がっても血管収縮しないそうです。心拍が上がるのは、喜びと同じ状態です。ストレスは捉え方しだいということ…
A.竹刀やバットを10回振ってみてください。入り、抜き、どれが一番よかったか、大体わかるはずです。かなり雑でうまくいかず、バラけるからです。かなり合ってもいるでしょう。毎日千回、一年振ると誰もが体が鍛えられて感覚も磨かるでしょう。どの振りが…
A.私は、人の感覚はあてにならないが、くり返すことで磨かれ、高まると思っています。それは一流のアーティストの作品などをくり返し聞いて内に入れ、声なら声の使い方から専念して外に出していくことによって可能です。新しく得られた感覚や声が教えてく…
A.思い込みも発声のくせも、邪魔ものなのですが、邪魔をとれば正しいものが出てくる、残るとは限りません。そういうなら、なぜ、今までそうならなかったのでしょうか。より正しいものをつかむ、あるいは育ててください。
A.どんなくせでも、すぐにとれないからくせというのです。私は、多くの場合(時間のあるときですが)くせは放っておき、それよりもよいものを育てようとしていきます。くせも魅力になれば個性です。構えるくせ、がんばるくせ、頑なに守ろうとするくせなど…
A.私がこのようなときの例で使うのは、「息を用意してから、ためて声にしなさい」「円を描くように息が回っていて、途中からスムースに声にするように」とかです。バーンと声に息をぶつけるような入り方の人が多いからです。それでは、共鳴やビブラートの…
A.これも現場のシチュエーションなしには何の目的で注意されたのかがわかりません。言うまでもなく、息と声は、同時に出ているのです。息が先だとかすれ、息が後だと硬くなると言う人もいます。そう考えて、ちょうどよいタイミングで出しましょう。という…
A.声は出てしまうものです。その出し方や出方に問題があるのと、その出た声で歌やせりふにするときに、問題があるのとは別です。普通は両方とも問題がありますから、一緒にしてしまいます。いくら歌を歌っても、声がよくならないのは、2番目の問題しか捉え…