発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

2015-06-26から1日間の記事一覧

Q.若い役者の声に表情がありませんが、つけられますか。

A.いろんなアプローチがあります。まずは、台本をおいて、本人が生き生き話せる話題を振りましょう。楽屋や飲みに行ったところで、そういう声があれば治る可能性は大です。 つけるよりも引き出しましょう。そういう声がなければヴォイトレへ。(♯)

Q.その人らしい声と、トレーニングの声は、反しませんか。

A.役者の役としては、その人の実際に体験したことしか演じられませんか。そんなことでは役者、役を演じる者にはなれません。歌い手も声優も同じです。そして人間として社会に生きている人は皆、多かれ少なかれ演じているのです。トレーニングはあたりまえ…

Q.普段の自分のままの声で、芝居にそのまま使うのはよくないのですか。

A.その人の声にもいろんな声があります。そのまま使っても演じられる役もあるかもしれません。ただし、一般的に、日常よりも表現も声も大きくならないと伝わらないものです。(♯)