発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

2016-01-13から1日間の記事一覧

Q.お勧めベーシックなリズムパターンとは。

A.カンツォーネでも一通り学べます。そのリズムの代表曲、ファド、フラメンコ、ボレロ、ボサノヴァ、サンバ、レゲエなど、ラテン、エスニックもよいでしょう。 マンボ Mambo 「マンボ・バカン」 ワルツ Waltz 「おとなになるべし」 ボサノヴァ Bossa Nova …

Q.日本語に外国語のリズムをつけるのは。

A.とても難しいことです。本来、リズムを優位に取らなくてはいけないのですが、高低アクセントで、母音中心の日本語を使っている私たちは、メロディ(高低)感覚が優先してしまいます。 最近は、1つの音にことばをいくつもつけている人もいます。でも、実…

Q.ワンフレーズの処理をするとは。

A.フレーズの中では、前半でできるだけ大きく踏み込んで、離し、自由度を高めておきましょう。これも後半のフレーズを歌い上げ、伸ばしがちな日本人の感覚に反します。(♭)

Q.日本人が、グルーヴが苦手なのはどうしてでしょうか。☆

A.同じことばで繰り返し、そこにフレーズとリズムグルーヴを出してから、歌に入るようにしましょう。ノリのよさには鋭さが大切です。そのためには、シャウトに近く、言語を芯のある声で処理できることが必要なのです。しかし、その深い声をもつ日本人は限…

Q.歌を心地よくするには、どうすればよいのですか。

A.心地よさは、音声を曲の中で溶け込ませることで得られます。最近のように、リヴァーブを効かせ、声の線をぼんやりさせてサウンド処理するのは、本来は違いますが、響かない音をつなげるためのやり方の一つです。今、流行の口内の息声(つくり声)もこう…