発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

2016-01-27から1日間の記事一覧

Q.ヴォイトレでのピアノの使い方は。

A.イメージとして、太く深い声を出させたいときは、1オクターブ下のベース音を加えています。(男性の出す音は、ピアノの1オクターブ低い音なので、その音、あるいはさらに1オクターブ低い音です)(♭)

Q.何となくバンドと歌が合わせては、いつもセッションしています。

A.歌は、絵でいうと、すでにバックグラウンド、背景はしっかりと描かれているので、あなたが主人公として、そこに登場すればよいだけなのです。本来、曲の練習や演奏会はプロのピアニストとやるのが理想だと思います。 本ではアレンジ先行で、カラオケ、つ…

Q.声の響きの力とは。

A.私はスタジオでドラムのハイハットシンバル(足踏み式のシンバル)を、離れたところから声の共鳴で鳴らして遊んでいました。ハミングでもできます。ある音の高さで共鳴するのです。また、四角い部屋なら、どこかの音が倍音となって共鳴を増幅し、歪ます…

Q.ハモることのアドバイスを。

A.コーラスは最初からユニゾンや和声で「ハモる」ことを意図しています。ハモると、なぜ心地よいのかのあたりに、声や歌の魅力の一端が隠されているように思います。多くの人と同じ歌を歌うと、シュプレヒコール以上に、心を通わせることができます。声は…

Q.歌唱力で勝負したいのですが。

A.歌い手が最後に行き着くのは、真のオリジナリティ、声のデッサン、オリジナルフレーズの探究です。プレイヤーが曲を弾くときに、自分の弾き方、そこから出てくる自分の音(音色と動かし方)を執拗にこだわるのは、それがミュージシャンのアイデンティテ…