発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

2016-02-10から1日間の記事一覧

Q.どういう曲を練習に使えばよいでしょうか。

A.あえて異なるジャンルの歌で練習する。 練習のお手本にすべき歌としては、あまりテクニックや音響効果が入っていない、ストレートに声だけで歌っているものの方がよいでしょう。「声のデッサン」が見えやすいからです。その意味では、生の声として分かり…

Q.お勧めのジャンルとチェックポイントは。

A.・オペラ曲、声楽・・・・・・声そのもののチェックに最適。 声質、発声、共鳴、呼吸の不足を感じて補える ・カンツォーネ……オペラよりも親しみやすく、リズムグルーヴとともにベースの発声が身に付く ・ナポリターナ……ファルセット、ベルカントのイメージに参…

Q.フォームの矯正の仕方は。

A.小さな子供をバッティングセンターに連れて行くと、とにかく打ちたがります。力が入り、疲れて、どんどんフォームは崩れていきます。「次やれば、もっと打てるから」と続けます。これでは何年やっても、大して「オン」しません。コーチがフォームを教え…

Q.鏡やヴォイスレコーダーによるチェックは。

A.それはとても効果的です。常に、複数の一流の人の手本(共通条件)を体と感覚に入れ込んでおくのです(共通の基本をとるには、複数の方がよい)。つまり、イメージと感覚を入れ、あとは体づくり、フォームづくりをします。これはアスリートのオフシーズ…

Q.歌と声を分けてみるとよいのですか。

A.歌は歌からしかわからないことも多いのですが、声から考えるなら、へたに歌ったり、セリフをいったりするよりも、発声フォームに専念するとトレーニングの重要性がわかるでしょう。(♭)