発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

2016-04-08から1日間の記事一覧

Q.お腹に本や重しを置くようなトレーニングはどうなのでしょうか。

A.最初の頃、ヴォイトレ以前、役者や歌手の体づくりとして、よく行われていました。今でも、続けているところもあります。邦楽などでも取り入れているそうです。 私が述べたいのは、こういうものをやってもみないで否定する風潮です。確かに、発声の器官そ…

Q.ヴォイストレーニングも、きちんとしたフォームで行わないと、却って首、肩、胸を固めてしまいませんか。☆☆

A.痛みは警告です。固くなる、凝るなども。そういうときは、トレーニングメニュが間違っているとは言いませんが、あなたの使い方があなたに対してはうまくあてはめられていないとみて、次のようにしてください。 1、回数、量を減らす。 2、時間を短くす…

Q.「大きく声を出せ」と言われます。

A.そう言われて出せたら問題にならないというのは、出せない、出さないのでなく、できないのですから、それはどうしてか、それを妨げている理由を見つけ、対策をとらなくてはならないのです。大きく出せとは、声量のことなのかどうか、何が足らないのか、…

Q.「もっと力を抜いて」と言われます。

A.力を抜けないから、そう注意されるのですから、力を抜けない理由を探すことです。多くは、力を抜いたら声を支えられない、なぜ支えられないかというと、必要な条件をもっていない、整っていない、鍛えられていない、対応できるようになっていないからで…

Q.トレーニングでがんばって、早く身につけたいです。何に気をつければよいでしょう。

A.トレーニングでつけた力を確実に発揮するには、そこからくせ、やり方をとることです。それで日常レベルに使ってみること、がんばってやらないこと。がんばるのはよいことですが、がんばらないでできるようにしていくことが大切です。がんばりのレベルを…