発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

2016-07-19から1日間の記事一覧

Q.ピアノは、もっと高い音を出せるようにつくれないのですか。☆

A.ピアノの右端は4200HZの基本周波数で、そこ止まりなのは、人が4000~5000HZ以上では、高さはわかっても音程(メロディ)がわからないからです。(♯)

Q.なぜ、楽器の練習はヴォイトレの後に、と言われるのですか。☆

A.発声を経験していると、見るだけ聞くだけでも筋肉の電気活動変化があるのです。(ミラーシステムなど)つまり、楽器でも喉は疲れるからです。働く部分の機能と脳部位の関係などの研究は進んでいます。(♯)

Q.耳は、音声の高さと時間的変化のどちらを優先して聞いていますか。☆

A.低い声には、周波数、高さを。高い声には、時間で聞きます。これは、子音の立ち上がりや声の変化をとらえやすくなっています。人の聴覚フィルターの特性です。(♯)