発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

2016-12-13から1日間の記事一覧

Q.音声障害は、どう判断するのですか。☆☆

A.声の質、高さ、大きさ、持続の4つをチェックしてみましょう。かすれたような声は、声の質に含めます。ただし、その他にも高音や共鳴の障害(鼻声など)とは別です。一般的に見て、わかりやすいのは、胸鎖乳突筋が出る、首に筋が立つ、咽頭が上がる、など…

Q.ヴォイトレの方針は、どうあるべきでしょう。

A.大きくは、2つです。 1.元の声を探ること(しぜんな声) 2.どういう声にするかを決めること(その人自身にとって可能な限りの理想の声)(♯)

Q.嗄声の種類について教えてください。☆☆

A.専門的になるので簡略化してお答えします。 1.かすれている声―気息性breathy 2.ガラガラ声(ザラザラする)―粗糙性rough 3.絞り出す声―努力性strained 4.弱々しい声―無力性asthenic (GRBAS評価) 最長発声持続時間(MPT)も重要です。 次のよう…