発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

2016-04-01から1ヶ月間の記事一覧

Q.興奮が収まりません。

A.興奮すると快感になっていくものです。ときに制御できないと危険です。どこかからけしかけられると、人を人と思わなくなります。人の悪口を言うようなのは、戦争で人を殺すのを同じようなものです。感情の虜となっているのです。(♯)

Q.トレーナーの言う通りにやるのは好きでありません。

A.合わせようと従属するのでなく、相手の望む方向に一時、歩み寄って合わせてみようと考えてみましょう。(♯)

Q.頭を切るには、どうすればよいのですか。

A.たくさんお布施すること、ギャンブルで負けること、寄付すること、高いものや大切なものを捨てること。(♯)

Q.嫌な仕事をやりたくない。

A.強いられてやるのでなく、自ら進んでやることです。進んでやっているというつもりになってやることです。嫌々やるほど、自分を貶め、嫌いにして、自尊心をなくしてしまうことはありません。心まで奴隷にしてしまいます。(♯)

Q.最悪の事態になってしまったら、どうしますが。

A.とにかく、つくり笑いをしましょう。ご機嫌を演じるのです。一人のときに怒りや悲しみを出しても、人前ではみせないようにしましょう。心に余裕を取り戻すことです。(♯)

Q.毎日、気が晴れません。

A.好きなこと、無理なら目の前のことに打ち込みましょう。Be an artist!(♯)

Q.他人の批判を生きがいにする人をどう思いますか。☆

A.いつの世も、悪いところ、間違ったところ、うまくいかないところ、どんなものでも負の面ばかりみる人がいます。マイナス感情に憑りつかれ、それに気づかない人です。そのためによいところや学べるところに気づかないのです。ものごとには両面あるのにも…

Q.できない人とできる人との違いは何ですか。

A.できない人はできないことに囚われ、できないことをあたりまえとし、いつ知れず、できないことに安んじて、できない自分を離したくないようになっています。克服する意志をもたず、気分や成り行きに身を委ね、それに支配されてしまうのです。依存症もそ…

Q.周りが不機嫌で嫌になります。

A.不機嫌は伝染します。機嫌のよいのも伝染しますから、あなたが踏ん張って笑顔で返しましょう。(♯)

Q.悪循環が切れません。

A.そのように考え込むからです。人というのは、えてして時間があるとよくないことを考えるものです。そういうときは一所懸命、目の前のことに打ち込むことです。忙しいのが薬なのです。そこで不幸や不運なときは、追い打ちをかけるようなことが起きるので…

Q.励ましが通じません。

A.励まして、「落ち込むな、無理するな、元気出せ」と言って憐れむと、人は余計みじめになることもあります。励ましでなく同情しているからです。それさえ必要なときもありますが…。(♯)

Q.メリハリをつけるトレーニングとは。

A.歌のなかでメリハリをつけるための基本的な練習です。声を弱く出し始め、徐々に強くしていきます。そして、少しずつ、また弱くしていきます。途中で息がなくならないように、うまく配分しなくてはなりません。息がコントロールできないと、うまくできま…

Q.ロングトーン(フレージング)のチェックは。

A.□(息を体に入れることで)体の側筋、背筋が広がると同時に、胸や腰の下あたりが広がったのを感じる。 □このとき、のど仏は下がり、のどの奥は広がり、あごはひいている。 □そこで、胸の深いところで声になるところを感じる。 □お腹から、ゆっくり息をミ…

Q.デクレッシェンドの練習は。

A.少しずつ小さくしていきましょう。 1.「アーイ」 2.「エーイ」 3.「リーイ」 4.「ギーイ」 5.「オーウ」(♭)

Q.せりふのメリハリと歌のメリハリの違いは。

A.落語家がまくしたてられるのは、口が早く動くからではありません。言葉の流れにメリハリが付いているからです。つまり話す言葉に大きいフレーズがあり、そのフレーズが次々と言葉を運んでくるからです。フレーズを大きく動かすと、ブレスもバシッと決ま…

Q.高音発声にチャレンジするには。☆

A.ハイトーンは、高い声のトレーニングばかりしていたら、何となく出るところまで出るようになります。なぜなら、ギアかトップにシフトするからです。(高音を出すためののどのしくみを理解し、独自の高音メニュを行なうと、誰でもすぐにできるようになる…

Q.声をなめらかにレガートで処理したいのですが。

A.高音から低音へ、低音から高音へ、そこで声区の問題も扱います。いろいろな声とその動きを感じてみてください。それぞれの音域内でのスムーズなつながりと、それを超えたスムーズなつながりは、別々にトレーニングしましょう。力を入れたり、のどで動か…

Q.日本には、雄弁術はなかったのでしょうか。☆

A.いえ、寺院などで説教する人は、いわば、話のプロでした。そういう人が、生活、教育の場にもいました。昔の方が話し上手がいて、それは、たくさんの聞き上手に支えられていたといえます。節談として、「はじめシンミリ、なかオカシク、おわりトクトク」…

Q.日本の伝統的な声は、かすれているのですか。

A.説教、謡曲、浄瑠璃、祭文、浪曲では、白声、力み声、へばり声といわれる、しわがれ声が共通しています。白声とは、しわがれ声のことです。(♯)

Q.ことばと声とは、どう異なりますか。

A.「音は、私たちが思っている以上に、人生の本質とかかわっている。他人の言葉が心地よく響くかどうかも、その言葉以上に音としての性質によって左右されてしまうことが多い。どれほど立派なことを言う人でも、そのリズムやイントネーション、声の響きが…

Q.日本人の特徴は何ですか。

A.質素を旨とする 清貧 一汁一菜。贅沢を嫌う 刀を大事にしました。魂として精神的支えにして、友のように宝のようにしました。神聖なものとして扱ったのです。 義とは、打算、損得なしに信じる道を行く、奉仕、ボランティアです。良心に従うこと 勇とは、…

Q.ネガティヴになりがちです。

A.考え方は簡単には変わりません。つくり笑顔、あくび、首を回す、肩を動かす、運動をして血の巡りをよくしましょう。落ち込んだり、うまくいかないとため息をついたり、深呼吸をするではないですか。(♯)

Q.ヘッドホンのタイプのマイクでは、声量の調整はどうやるのですか。

A.ハンドマイクは、口への距離での調整ができるので、スタンドマイクよりもやりやすいと言われてきました。もちろん、ヘッドホンタイプでは、プロのミキシングエンジニアが調整しています。(♯)

Q.なぜ年を取ると、時間が経つのが早く感じるのですか。

A.体内時間は、タンパク質の新陳代謝(分解と合成)の速さで感じています。それは年齢とともに遅くなる、つまり感じている1年は、年とともに長くなる、となると、実際の一年は短く感じるわけです。一年は、物理的時間として一定なのですが、心理的に早く過…

Q.直感が第一と思っておられますか。

A.何事にも、不足しているところを補ったり、差を強調したりしてみて、2つのものの間に関係をつけてみるのは、生きるための知恵です。そういう部分の切り取り方や関係の付け方の多く、思い込みからきているものは錯覚や妄想なのです。直感は正しいようでも…

Q.サプリは必要ですか。

A.体調が悪いのは、何か重要な成分が不足しているからと思いがちです。鉄分、亜鉛、コラーゲン、ビタミン、などは、きちんと食事をしていたら充分に摂れています。(♯)

Q.ゼリーなどを食べたら、声が出やすくなるのでしょうか。

A.コラーゲンが足らないからコラーゲンを食べるようなのは、消化されたり排泄されたりするわけで、コラーゲンとして足らないところを補充することになりません。ゼリーも同じです。(♯)

Q.日本人の幼児化は、なぜでしょうか。

A.大人が憧れの対象にならなくなったことと平和呆けが大きいと思います。(♯)

Q.声での健康法とは、なんでしょうか。

A.宗教と同じで、健康法には、音楽のリズム、呼吸があるのです。遠くまで伝わる波動で共鳴しましょう。邪を払い、浄化し、免疫力を高めるのです。 ことばにならない音楽としての声は、人体にも共鳴します。ダンスと音の振動は、太鼓などと同じです。呼吸か…

Q.イやウが響きません。

A.イやウはハミングと同じ、口外よりも口内に骨導音として響いています。それによって音の性格も出ているのですから、あまり気にしなくてよいでしょう。(rf)(♯)