発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

2016-09-01から1ヶ月間の記事一覧

Q.冷えは、声によくないのですか。☆

A.風邪も腰痛も冷えからきます。冷えると血行が悪くなるのだから当然です。露出の多い服、薄着は声に大敵です。腰を出すなどもってのほかです。冷房、ハイヒール、素足でサンダルやミュールも大敵です。食べ物でも「冷やすな」と注意したいものです。頭寒…

Q.仕事と芸の両立に悩みます。

A.仕事は入ってくるもの、芸は追いかけているものですから、まあ、違うと思うのです。(♯)

Q.認められないと進めないと思うのです。

A.認められるかどうかは、外の判断です。認められてこそ先に行けるわけでなく、意味づけや自信、生計や他人への安心を得るのに必要ともいえます。(♯)

Q.鍼灸をすると声が出るので、本番前にしていますが、よし悪しのブレが大きいです。

A.直前がよいとは限りません。体や心にも準備時間があります。体や心が緩みすぎると、声がうまく使えないこともあります。施術する人に、本番の日時を伝えること、そして、自分なりに間を分析してみることです。(♯)

Q.発声で、腰が定まらない感じがします。

A.腰は、声にも首にも眼にも関係します。まさに全身の要なのです。「よい声は、腰から出る」鍼灸術師、竹村文近氏のことばです。(♯)

Q.歩くときにバランスが悪い感じがします。

A.靴底の減り具合をチェックしてください。私は、小山裕史氏公案の靴を使ってみました。(♯)

Q.呼吸とリラックスができません。☆

A.呼気ができない、吐き切れない、過換気(吸い過ぎ)の人が少なくありません。すると、トランス状態になりやすい。頭の上と骨盤底の緊縮をしていくことです。(♯)

Q.快感ゆえに危険な状態とは、何でしょうか。

A.苦行が終わり快感、達成感を得たときでしょう。何でも入ってくるからです。(♯)

Q.周りの人の言うことをきちんと受け止められているのかわかりません。

A.相手の能力と意図を把握することは難しいことです。人は誤解しやすいもので、行動して確かめるしかありません。でも確認することです。さらに自ら進み出て、その状況をうまく受け入れることでしょう。それができる人は、とても少ないようです。 引越しし…

Q.なぜ、戦争はなくならないのですか。

A.かつて、生きることは殺すことでもありました。平和のためと言って戦争をするようになりました。勝者の驕りと敗者の恨みがくり返されてきたのです。今は、誰かの利益のためというのが原因、人間も進歩していないものです。(♯)

Q.どこが落ち着きますか。

A.聖なる静けさのあるところです。(♯)

Q.現代人の特徴はなんでしょう。

A.自立をせず主体的に考えず、癒されたい人たちが増えています。DNA研究の結果、チンパンジーと変わらない人がヒトになり、ロボットも出てきています。人として円熱していくことが大切です。救い、悟りを考えましょう。(♯)

Q.プロダクションなのに、オーディションやレッスンにお金を求められた。

A.アーティストは、その作品やライブの価値に対してお金をもらう人です。スクールもプロダクションも、本来は、人を育てるところです。知識で得られる資格のための勉強とは違うはずです。契約する前に、しっかりとチェックしましょう。(♭)

Q.どこへ所属すればよいかわかりません。

A.何事であれ、明確なポリシーがないと、どっぷりと既成の体制に埋もれてしまうのです。したがって、本質を見抜く力が必要となってきます。(♭)

Q.グループレッスンの利点は、何でしょうか。

A.他人の声の成長プロセスと、他人への注意(直され方)から、客観的に学べることです。勉強熱心かつ、自ら学ぶ意欲に旺盛で、テンションの高い人たちが集まっているという条件を満たせるところなら最高ですが、そういうところはほとんどありません。ヴォ…

Q.悟りをひらく人の特徴は何でしょう

A.誰でも尊敬する人のことばで、身体の変容に加えて至福感を感じるものです。合気道の植草盛平なども、光に包まれた体験を述べています。いわゆる至福体験、解脱体験、そしてそれを天に与えられたと思うからでしょう。啓示というものです。そしてグルの資…

Q.頭でなく、体で覚えるとは、どういうことでしょうか。☆☆☆

A.野球でフライを取るのに理屈はいりません。物理学での計算をしている間もなく、とにかく打ったボールを何度も取ることで、体で覚えるしかない。覚えた後で、より確実にとなると少々理論も使えます。打つときのシチュエーション、投げたボール、打った振…

Q.禅の大家について知りたいです。

A.鈴木大拙の霊性は、知性の分別知、差別知に反するもの、神道に対して、仏教、特に禅と浄土教に基づくものでした。詳しくは専門書へ。(♯)

Q.ピンチで何ともなりません。

A.崖っぷちに立つことでの対処こそが、その人自身に問われることです。(♯)

Q.ネガティブなものや毒のあるものは、なぜあるのでしょう。

A.悪について知らずには、騙されてもわかりません。そういうことに免疫ができません。映画や文学に出てくる悪者を読んで知っただけでは、多分、悪ということはわかりません。自らリスクのあるところでの体験を通じてしかわからないことがあるのです。勘を…

Q.誰を信じればよいのでしょう。

A.ブッタは、死の前に「私の教説に惑わされるな」「自らを灯明とし、真理を灯明とせよ」と述べたと言われます。いわゆる、「自灯明、法灯明」です。(♯)

Q.体に悪いものを排出するには。

A.化学物質、金属汚染、デトックスや汗で排します。日和見感染、悪いニュース、噂もまた汚染するものです。玄米、菜食中心にする。アマルガム(歯)は、私の聞く範囲では、両極、正反対に意見が分かれています。(♯)

Q.ヨーガの呼吸法は、発声に通じますか。

A.楽に呼吸をできる姿勢で、片手で鼻の孔をふさぎます。制限して意識したり呼気に負荷をかけるのでしょう。私は特に必要と感じません。(♯)

Q.スピリチュアルで悪循環に陥らないためには。

A.心身の鍛錬によって、マイナスからゼロで終わるのでなく、必ずプラスにポジティブな行動とその結果に結び付けておくことだと思います。(♯)

Q.声を壊しては病院に行っています。

A.悪い見方からいうと、病院の存続は、患者の新規獲得とそのリピートにかかっています。それは、そこを訪れる多くの不幸な人で成立しています。余分な検査、医療行為、薬で長期化していくのは、医師の責任だけでなく、患者の依存もあるのです。 よりよいサ…

Q.感情が足らないと思います。

A.表情を変えることのワークがあります。怒った顔、笑った顔、悲しい顔をするのです。あるいは、母親の顔、子どもの顔、商売人の顔、ボスの顔でもよいでしょう。すると、内面にも情動が出てくるのです。それを意識化してみます。人前で怒り、泣くことでの…

Q.歌などに、真実なものってあるのでしょうか。

A.ゴスペルもトランス状態とはいえませんか。心の叫びに声や身体が動き出すものです。牧師がそれを煽る―というのは、外からみた場合ですが、その迫力は鬼気迫るもので、みているだけでもその真実を疑わせません。一方で、それをサークルとして、表面で取り…

Q.日本語には、リエゾンはないのですか。☆

A.方言にはよくみられます。例えば、博多弁のリエゾンは、よかこつ、よかこたる、などです。(♯)

Q.学力低下をどう思いますか。

A.学力は、周りも一緒に下がると、その中にいる者には自覚できません。大学入学者の定員が同じなら、団塊の世代で東大に入った人と、今年入った人のギリギリでの合格レベルの学力には雲泥の差があるということです。(♯)

Q.他人への不寛容さをなくしたいのですが。

A.自尊心と、そこからくる怒りを解きましょう。 呼吸から止一心を止める 観―現象を観る 感―業―苦を戒―定―慧(よい生活、心身コントロール、智慧) アーナーパーナサティとは、アーナ(呼吸)アーパーナ(呼気)サティ(念、気づき)です。 出息長、入息短…