発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

2017-02-22から1日間の記事一覧

Q.ブレスヴォイストレーニングでの声の深さとは、何でしょうか。

A.これを克服するために、深い息と声門の開くHの(子音中心、音色、強弱)「Hai」をきっかけにします。深い「イ」は、声が縦になりますからわかりやすいです。(イメージ)Gの行(Ga, Ge, Gi, Go)も同じです。(rf→ 「縦の声」) 体の原理に忠実にすると…

Q.ブレスヴォイストレーニングで「言語表現感覚を重視する」とは、どういうことですか。☆

A.ことばに限らず、ですが、伝わる実感を私は、「成り立つ」「成立」と述べています。 体と呼吸と声の結びつきについて、あるいはリズムグルーブについては、ヴォイストレーニングの中にとり入れられてきました。しかし、それを行なっている日本人のヴォイ…

Q.トレーニングの役割は、何でしょうか。

A.「そうでなかった人」にそれを補完するもの、「そうであった人」には、より繊細に徹底したコントロール力をつけるものであるべきです。それを邪魔するのが、猫も杓子も高音重視の無理やり発声です。それは、バットやラケットを振り回していたらうまくな…

Q.トレーニングで目標とすることは、何でしょうか。

A.トレーニングは、俳優やヴォーカリストとしてプロとか一流になれるかどうかでなく、そのための基礎づくりです。つまり、5~10年やれば、まわりに声一つで、「プロ」とわからせるキャリアづくりです。俳優、声優でも、プロとアマチュアは格段の差があり…