2017-03-27から1日間の記事一覧
A.音声を楽器レベルで使おうとするのが、ヴォイトレの目的です。歌詞やストーリーにあまりに重点がおかれると、音色とフレーズのデッサンという音楽的奏法への関心が失われます。ただでさえ、日本人は詞やことばに傾倒しやすいです。その上、欧米から近代…
A.最初に、そういう人たちを目にして私がレッスンに取り入れたのは、大曲(声域や声量において、素人離れした歌唱力を要するもの、必要性を高めることができる)でした。「コンコーネ50」といった発声教本とともに、「イタリア歌曲集」、さらにナポリ民謡…
A.音色やフレーズ(節回し、メロディ、リズム)から推察し、感じていくことを求められるからです。それこそが演奏、音楽の世界なのです。一見、逆のようで同じこととしては、歌詞を全てわかりすぎているからよい、というのもあります。落語の定番の噺のよ…