2017-03-30から1日間の記事一覧
A.音楽著作権がまだ整っていなかった昭和の半ば頃までは、同じ曲を違うレコード会社専属の歌手同士、同じ時期に競作してヒットを競うこともありました。そういうなかで、私が覚えている最後の曲は「氷雨」でした。(日野美歌、佳山明生の歌唱)一方、フォ…
A.歌詞がよいことは、原語と日本語との両方で学ぶための一つの大きな条件です。ヨーロピアンソングは、日本詞がメロディも踏まえてうまくつけられているものが多いのです。ただし、その頃の詞は、一音節(モーラ)に一音の日本語をあてていたため、原詞の…
A.原語のままではなく、訳詞という自分たちのことばがつくことが大切なのは、歌は生活しているところのことばで支えられているからです。器楽曲に対して、歌が決定的に有利なところは、次の二点です。 1.人間の声である 2.ことばで意味を具体化できる …