発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

2017-04-05から1日間の記事一覧

Q.拍と音節は同じことですか。

A.俳句にみられる五・七・五などの文字数で分けるパターンを音数律といいます。この文字数を拍(モーラ)といいます。拍とは、パン・パンと手を叩きながらことばを言うときに、いくつ打つかということです。それに対して、音節(シラビーム)は音の数です。…

Q.なぜ外国人は、「ニホンジン」や「ニッポンジン」でなく「ニポ(ン)ジン」と言うのでしょう。

A.拍の意識は、日本人は強いのですが、外国人は弱いようです。彼らは、日本と聞いても、ニ・ポンと二音節で言ってしまうわけです。特に「一」で一拍に数えるようなことは、あまりみられません。(♭ф)

Q.拍と音節、どちらがのりが出ますか。

A.拍よりも音節の方が、強弱リズムで、音楽的なのりが出てきやすいです。 たとえば、 Jin gle bellsというのは、原曲では三音節だから、音符三つで済みます。ところが、日本人は、もともとジ・ン・グ・ル・ベ・ルと六つの拍で数えるわけです。 …