発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

2017-05-26から1日間の記事一覧

Q.高音へのアプローチは。

A.のどのところで出している声をのどの奥をあけて共鳴を集めるのに、鼻やほお骨、ひたい、眉間、頭のてっぺんまで、つまり上の方へ持っていくのに、いろんな共鳴の体感イメージがあります。縦の線上というイメージで考えてみましょう。(顔の表面でも、の…

Q.胸声と頭声について、どう考えられますか。

A.胸声部の方も高いのと同じで、縦の線上でイメージしていきます。のどから下の方へ胸の真ん中あたりに出口を感じます。のどが離れにくいので、頭の方へのひびきを一度取り除くのもよいでしょう。首から上では音をとらないという感じにするのです。下の1…

Q.「のどを鍛える」ということとは。

A.低いところでは、のどの開きをキープするために、軟口蓋を感じる(Ga行)を私は使っています。(共通QAの「のど声」参照)尚、声帯を鍛えるという考えの人には、アナウンサー、役者、声楽家の一部(イタリア系)で、確かな音源として、息を強い声に…