発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

2017-09-01から1ヶ月間の記事一覧

Q.あがったときの対策。

A.「誰でもあがるのだ」と考えて自分を落ち着かせ、冷たいもので顔をぬぐったり、深呼吸してリラックスするとよい。「アピールしよう」などと思うとあがる。結局、いつもの自分しか出ないし、それ以下にもならない。ありのまま、裸になること。100人のうち…

Q.声をかけて返答がないとがっかりします。

A.声をかけたら、普通は返答がきます。そしたらそれで、また返答する。こなければ、またかける。自分の方でかけて終わりにしておくとよいのです。返答がこなくても、かまいません。こちらがかけて終わらせておくのです。(♭б)

Q.声をかけ続ける秘策はありますか。

A.次のようにしてみましょう。 毎日、必ず声をかける人は( ) 今日はじめて声をかける(かけた)人は( ) 声をかけたか、声をかけられたか、どちらが多いか数えてみましょう。 電話で、ストレートに、どんな声、どんなかけ声をかけますか? 自分にかけ声…

Q.声はいつでもかけた方がよいのですか。

A.声をかけ忘れて後悔したこともあります。また、ずっと声をかけなかったために、もっと早めに知れば何とかなったかもしれないことを見逃したこともあります。伝言を忘れて大変だったこともあります。 そこで最近は、迷いなく声をかけています。迷ったら、…

Q.日本語と英語の当時性の違いについて。

A.母音でも伸びてしまう日本語には、一つを伸ばすと他の音も長さが等しくなる性質、つまり、長さの等時性があります。一方の欧米語には、長さでなく、リズムの等時性があります。日本語は長さが等しく、英語は拍が等しいのです。 このおかげで、同じ長さに…

Q.J-POPSはとてもたくさんのことばがあるのに、のり切れない気がするのは。

A.一拍に音数をたくさんつけた歌い方は、私には単に連符のようにしか聞こえないから、向こうのラップのようには聞こえないのです。(♭ф)

Q.カタカナ英語とは何ですか。

A.「Yes」を聴いたまま言えばよいのに、「イ」「エ」「ス」としか聞くことができないと「イエス」というので、カタカナ、つまり、日本語になってしまいます。耳よりも頭を働かせて自分の聞きなれている日本語のカタカナに当てはめるからです。英語と外来語…

Q.口角を上げるように言われました。いい声が出るのですか。

A.口角をあげるとどのような口の形になるでしょうか。試しに唇を閉じて口角を左右にくいっと引き上げてみてください。頬の筋肉が持ちあがり、微笑みの表情になると思います。この状態で声を出すと、ハミングが、頭蓋骨の上半分に響きやすいと感じられると思…

Q.歌っていると首の後が固くなってきます、どうにかできないものでしょうか。

A.日々の習慣で、どうしても体の癖がついてしまうことはあると思います。パソコンや、スマホ、細かい作業の多い人は大変かと思います。それにしても、歌うときに首の後を固めてしまっている人は、本当に多く見受けられます。特に女性に多いように思います。…

Q.技術より表現するように言われます。

A.ボイストレーニングの目的は人それぞれだと思いますが、声をよくしたいその先に何をお考えでしょうか。 歌がうまくなりたい人、ビジネスで発揮したい人、舞台で声を出すため、プロの歌手になる、それぞれ目標があると思いますが、それは声の技術を身につ…

Q.声をかけ続けると嫌われませんか。

A.嫌われたらやめましょう。(♭б)

Q.幸福感が足りていません。

A.幸せでない人というのは、一人ものや、貧乏な人や職のない人では、ありません。自分をいつも不幸せと思っている人、幸せでないと思っている人です。 すると、表情も声も、相手を拒むようになり、ますます不幸になります。これをどのように解決するかにつ…

Q.声で幸せになれますか。

A.幸せな人は、いつも幸せと思っている人、もっと幸せになれると信じている人なのです。 私は、「何ごとも声から入りましょう」と提唱したいのです。すべてのものごとは、一声から始まるからです。一声で終わっても充分なくらいの声が出せたら、たいしたも…

Q.あがる原因別の対策を知りたいです。

A.それぞれについて、対応策を述べておく。 1.覚悟がないケース 話で失敗しても命はとられない。人前に出たら「煮るなり焼くなり好きにしてくれ」と開き直ることだ。どうせ百年後は皆で土の下なのだから、せめて人前で人の注目を得られるこの時を楽しもう。…

Q.あがり症の克服法には、どういうものがありますか。

A.人前に立って、しかも自信のないものをやろうとすると、誰でもあがる。この二つが揃っているのが、スピーチや人前での話なのだから、あがらない方がおかしい。世界的に名高いオペラ歌手や演奏家の中にも、毎回舞台であがるという人はたくさんいる。彼らが…

Q.それでもあがるときは、どうすればよいですか。

A.失敗したからといって、人が死ぬわけでもないし、大して自分の生活が変わるわけでもない。伝えることを楽しもうと徹した時、あがっていようがあがっていなかろうが、うまく話せるようになる。間違いなどにびくつかなければ焦らないものだし、「聞いてくれ…

Q.相手に自分の気持ちが伝わらないのですが。

A.気づいてもらえないなら、相手が気づくまで声をかけ続けましょう。言葉で勝負をするのではありません。 事を急げばしくじります。“No”を言わせたら、そのあと取り繕うのは大変です。あなたはショックを受け、もう声をかけられなくなるかもしれません。 あ…

Q.声でくどけるのですか。

A.恋愛は自分の思い通りにはいかないものです。相手が、自分を愛するまで待つことです。 いつも声をかけ続けるあなたの存在は、相手のなかで大きくなっていくのは間違いありません。メールは読んだら終わりです。魅力的な声は、あなたの思いが、ニュアンス…

Q.婚活で声の力を働かせる場をもちたいのですが。

A.声をかける機会をつくってみてください。 声に気持ちを入れる機会を記入してください。具体的にセットしましょう。 いつの世も、恋愛の延長上に結婚があるとは限りません。必ずしも結婚が幸せに結びつくとは限りません。いい恋愛経験をしてください。人…

Q.なぜ、山ではヤッホーというのですか。

A.「ヤ」と「ホ」は、「ア」と「オ」の母音を伴い遠くに届く音なだからです。メガホンのように口に手を添えて、広げずに(指向性を高める)、大きく低い声を使い、「ヤッホー」というとよいです。低い音の方が減衰しにくいからです。(♭ф)

Q.歌の先生が「のどをあけなさい」というのは。

A.軟口蓋をあげ、口内の後ろの空間を広くすることをいいます。すると、普段、私たちの使っている日本語に比べて深い母音がでます。イタリア人やドイツ人などは、そういう母音を使って話をしているわけです。(♭ф)

Q.オペラ歌手が何を言っているかわからないのはなぜですか。

A.この問題は、高音になるにしたがって、口内の構音の調整が難しくなるために生じます。本来、調音と声帯での発声は別なので、両立が可能なのですが、極端に高くなると、美しい共鳴を開かせることと、母音の発音分けが、両立しがたくなってくるのです。た…

Q.喉に力が入ってしまいます。なかなか体がいうことを聞きませんが、どのような感覚が理想的なのでしょうか。

A.よく「喉になんの力も入れずに、息が通るだけ」といわれます。「歌おう」と意志を強く頑張っている人に限って、姿勢は前のめり、重心は下がっていなく、喉も上がり、上半身に「歌おう」というエネルギーに満ち満ちているように感じられます。しかし、理想…

Q.歌うと支えが上がってしまいます。練習のときはできている気がするのですが。

A.お腹で支えて歌う実感が、練習のときには得られるようになってきてのですよね。それは、賞賛すべきことだと思います。そこまで来るのにも、ある程度の長い時間がかかったのではないでしょうか。私は長く歌に携わっていますが、その年その年で、支えが会得…

Q.裏声、地声、実は喋りを意識するといい歌を歌っていて、声を出すときに裏返ったり、浮いているような感覚になります。

A.裏返る、浮く感覚とのことですが、歌声を意識しすぎている場合に起こることは、この場合、声の本来、出る場所を忘れて、響かせる場所ばかりを意識してしまているのかもしれません。 声は声帯で作られ、首の真ん中あたりからでているのです。歌声の響きを…

Q.嫌なイメージを与える声ってありますか。

A.次のような嫌なイメージを与える声を、わざと出してみましょう。しかし、あまりやりすぎると、自分ののどを傷つけることもあります。 ムカツク声を出す 嫌がらせをする声 けんかのときの声(♭б)

Q.声は自己暗示に有効ですか。

A.「口グセに気をつけよう」という本が売れました。口に出していると、その通りになるからという主旨です。かなり以前から、この分野は入れ代わり立ち代わり、自己暗示、成功哲学などといわれ、理論づけされてきました。大脳生理学などの発展により、言葉の…

Q.声がよくなると、人生が好転するのですか。どう好転させるのですか。

A.まず、自分から声をかけましょう。自分から声をかけていくことです。いつも声をかけてもらうのを待っていては、チャンスはありません。 どんなラブレターも出さなくては届きません。何も起こりません。どんなに思っても、声に出さなくては伝わりません。 …