2018-01-01から1日間の記事一覧
A.日本の現代の歌曲(演歌、歌謡曲)は、声楽的な声(の共鳴)の美しさから入ってきたせいもあって、ことば(せりふ)の音声上での表現としての成立をあまり問われなかったと思われるのです。ことばは、意味の伝達という情景や情緒の描写で留まり、あとは…
A.私たち日本人が英語をネイティブに話せないのは、その音を聞けていないからだという、一般論にそって述べます。たとえば、年配の方で、Tea(ティ)というのを、Tee(テー)としかいえない人がいます。聞き方が「t-e」 でなく、「t-i」になり、そこで発…
A.向こうの歌い手はしゃべるように歌います。シャウトして吐き出すようにしても歌いあげているようにならないのは、感覚に基づくものなのです。これは、私たちが聞いているときには、かすれて低く歌っているように聞こえるのです。しかし、合わせて歌って…
A.かつての日本のポップス歌手は、こういう問題をテノールの発声に似た形、そこにさらに鼻音をきかせて処理していました。これは母音中心の処理です。 今ではリズム中心に変わったようですが、日本人には、元々、子音で音高を処理する感覚はありません。(♭…