発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

2019-08-26から1日間の記事一覧

Q.なぜ、日本人は猫背の人が多いのですか。

A.生活習慣として、畳に座っていたこともあります。また、あまり堂々と立つことも、私たちは、遠慮してしまうのではないでしょうか。背の高い女性などは、特にその傾向があります。皆、モデルのつもりで歩きましょう。([E:#x266F])

Q.腹に力を入れて呼吸するように教わりました。

A.それは、アプローチとしてのことで、いくつかの目的があると思います。結果からいうと腹直筋、特にその表層の筋肉を固めるよりは、そこは柔らかくして体の中心軸、インナーマッスルに支えを求めることです。もちろん、最初からそんな使い分けはできない…

Q.胸を張るのが、声を出すのによい姿勢ですか。

A.日本人の胸は、やや猫背のため落ちているので、少し持ち上げるように注意することが多いです。しかし兵隊のように張りすぎては、腰回り(側筋、背筋)が使いにくくなります。([E:#x266F])

Q.ハスキーな声で、よく声を痛めます。

A.声を痛めるのは、ろくなことがないので、早めに対処しましょう。年齢とともに声量声域、発声の問題が大きくなることが予想されます。 ヴォイトレでも声楽のような発声の方向に調整しておくとよいでしょう。さらに歌のスタイルを声のために、あなたの未来…

Q.ゴスペルやブルースのコピーをしていますが、喉が痛いです。

A.本人がものまねコピーを、それと気づかずに、まねた声で歌っているときには、なかなか改めにくいものです。それで周りに認められ通じていると尚更です。しかも、喉が痛い自覚、痛めた経験のないときは、なおさらです。私としては、より大きな可能性のた…

Q.喉の筋肉の動きで発声を教えられているのですが、うまくいきません。

A.それは、医者が歌手や役者をトレーニングするようなものでしょう。音大の教養とか一般概論の授業としてはよいと思いますが、実践には結び付きにくいと思います。喉の筋肉の動きは複雑に関連しあっています。しかも、発声というのは体全体や、呼吸とも結…