2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧
A.日常で話をするときや口を閉じているときには歪んでいないのに、歌うときにだけ歪むのであれば、本来はなくていい力みが顎に入っているせいだと考えられます。口をたてに開けてはいるが顎が力むという状態もありますが、たてにも開けられず下顎が左右どち…
A.喉は壊さない方がよいに決まっていますし、壊すとわかっていたなら無理をしたはずがありません。そのときの辛さは実際に経験した人にしかわからないことです。心身への負担を考えるとお気持ちをお察しいたします。ただ、今もなおその後悔のせいでマイナス…
A.ヴォイストレーニングを続けていくと、毎度息を吐くようにいわれ続けると思います。それができてきた中級クラスになると、高音がきれいに出始めます。息が頭蓋骨(ほんとうは声帯にですが)に当たったように、美しい高音が出てきます。高音では声帯が前後…
首の力が入っている人は女性に多いです。筋肉量が少ないせいか、その少ない筋肉、細い首で、重い頭を支えないといけないから無理もありません。歌うときに首に青筋を立てて歌っている人もよくいらっしゃいます。ポップスの歌手に多く見られます。力任せでも…
A.もちろん、選ぶのは、自分が誰よりもできることですが、多くの人はそんなものがない。それなら、その可能性のあるものに集中投資する。そして、他の皆よりもすぐれるか、他の誰もがやらないことをやるかでしょう。この2つは違うようで、自分の世界の深さ…
A.メンタルトレーニングの本でも読みましょう。人それぞれの処方があります。緊張イコール失敗するとは考えないことです。すぐれた人ほど緊張もします。緊張しないと舞台も成り立ちません。テンションと捉えてみましょう。どうにも無理なら、命をとられる…
A.大体、人はできないことなどめったにやらされない、やりたくてもやらせてもらえないのです。抜擢されたのは、やれる、やれるようになるからです。もし実力がないのならミスキャスティングは抜擢した人の責任です。あなたは、その人の期待にこたえるべく…
A.実行するほどの必要性がない、目標が高くない、失敗がいやだ、プライドが邪魔する、こんなところが要因ではないでしょうか。意志を強くもつためにも、目的を定めることです。
A.よく読んでみてください。私たち自身、あまりにきちんと答えられているものが少なくて唖然とします。これは答えでなく問いかけですと言っています。こうして自分が知らないこと、答えられていないことを知る、すると、少しは次に学べるのです。それは、…
A.技術者なら専門技術を磨くことでしょうが、仕事ということでは、自分のできることを知ること、だと思います。できることできないこと、それは他の人との比較にもなってきます。他の人よりできること、できないこと、そして、プロの世界では他のプロが自…
A.その場を出てからが本番です。でも、そこが本番という人がいてもよいと思います。([E:#x266F])
A.イメージからの集中は、意を注ぎます。執着を離れての統一で、のるゾーンに入ります。集中とは、注意集中のことです。([E:#x266F])
A.その嫌を消す、ピンチとして治療して、痛みを消す、前と違う型に変えるのです。下手をすると体をこわす、痛めてしまう、だからこそ練られてくるのです。([E:#x266F])
A. 音を重厚に響かせずに、軽めに歌うことでフレージングが進めやすいというメリットがあります。一音一音しっかり歌っていると、それぞれの音の充実感はあるかもしれませんが、音が流れるように進みにくいです。軽めに歌うことでそれぞれの音符が次に向か…
A. もちろん、曲そのものの良し悪しは大きいですが、真に優れた歌手は、そんなものを簡単に飛び越える力を持っています。 こんなエピソードがあります。ある時作曲家のロッシーニは、高名な舞台女優と議論になりました。ロッシーニは「歌の力は作曲家の力で…
A.声が固まったと感じるときは身体も固まっているので、大抵の場合は息が流れない、(そのせいで)喉が力む、この二つが大きな理由だと考えられます。狭いスペースで、身体を現状よりも緩ませる、息の流れを促す、これらを叶える手段のひとつとして「前屈」…
日本語とヨーロッパ言語とで大きく違うのは、子音母音ともにその種類が比にならないほど多いということではないでしょうか。日本語はあいうえおの5母音であるのに対し、英語の「ア」は明るいア、暗いア、アとエが混ざったようなア、さらにそれが長かったり短…
A.間違い、正しいという区分自体がおかしいと思います。それでもというなら、大きなリターン、成果を期待しないこと、時間をたっぷりかけること。それが間違わない秘訣です。それと同時に、他の人がやれば間違いになるものを魅力にまで高めた人が一流とい…
A.私もその何人かに会いましたが、技量はともかく、一流のアーティストが来るだけの何かがあるのは確かです。そのうちの一人は、アーティスト顔負けの、すばらしい声をしていました。ただし、一流のアーティストを育てたのとは違うと思うのです。一流のア…
A.歌手や役者はあまりプランニング能力に長けていません。アスリートもコーチがいないとそうかもしれません。だから、夢みて、エイヤッと気持ちでやれるのですから、こまごましたことはコーチ、トレーナーに任せることです。そのためにいらしている人もい…
A.やるまえに思うのはよいのですが、やるときには、思わないことです。これもレッスンやトレーニングから学べることの一つです。普段からがんばっているなら、普段のままにしよう、で通じるものでしょう。きちんとできていないから、そういう欲が出ます。…
A.一つの声を何のためにどう出すのか、そして、その結果どうだったのか。これらをチェックしてみてください。私がトレーニングの見学をしていると、その多くは、ただ声を出している人ばかりです。それではウォーミングアップです。レッスンやトレーニング…
A.体の動きはもっともわかりやすいところです。そこで大切なのは、表面よりも内部の動き、呼吸をみます。呼吸がどう発声になって共鳴しているのかをみます。みえないものを自分の体と発声の感覚に置き換えて感じます。そこで不具合を感じたことを直すため…