発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

2019-08-01から1ヶ月間の記事一覧

Q.口蓋を上げる

A.口を開けて鏡で見てみましょう。口蓋垂(いわゆるのどちんこ)が上にどのくらい持ち上がりますか。この喉の奥のほうの柔らかい口蓋を軟口蓋といい、前歯に近い固い部分を硬口蓋といい、これらを合わせて口蓋と呼んでいます。口蓋を上げてくださいというと…

Q.声楽家より、演歌歌手の方がよい声で、歌もうまいと思うのですが。

A.私たち日本人には、舞台の設定としては、演歌やポピュラーの方が身近といえます。歌は個人のものなので、ジャンル分けして、よしあしは語れません。かつては日本でも、名を轟かせた声楽家もたくさんいましたが、少なくなりました。声楽の技術や教える方…

Q.声楽家をどこでみていらっしゃいますか。

A.声の輝き、それが、こちらの胸に飛び込んでくるか。ヴォイトレからは、芯と線と共鳴など。([E:#x266F])

Q.なぜ、イタリアのオペラは、全世界を席巻したのでしょうか。

A.人として、声として、もっとも輝いていたからのように私は思います。([E:#x266F])

Q.人をみる眼は大切ですか。

A.それがすべてかもしれません。声を聴く耳、声を出す口も大切です。([E:#x266F])

Q.クラシックのコンサートに行くのですが、その声にはあまり感動できません。

A.よいコンサートもあれば、よい出演者もいます。それが好きな人もいれば、そうでない人もいます。ご自分で比べてみてください。何であれ、いろいろと勉強にはなると思います。([E:#x266F])

Q.ヴォイトレをやった人よりも、太く魅力的な声の人がいるのですが。

A.日常でも、レッスンより高いレベルで声を使っていたら、それを凌ぐのは当然のように思っています。そこは話し方とも似ています。しかも、現実(リアル)、生活が入っているものは、なまじ、芸術っぽくまねているものを凌ぎます。小さい頃から戦いに明け…

Q.ランチがとれません。

A.多種類で薄味のものをゆっくり食べて、食後には歩きましょう。 多忙なときほど肉、タンパク質をとることです。トリプトファン、フェニルアラニンなどアミノ酸。野菜も食べましょう。冷たいものは避けます。([E:#x266F])

Q.酔い防止は、どうすればよいでしょうか。

A.脂肪分の多いもの、オリーブオイルやバター、ナッツ、牡蠣、タコ、シジミ、ゴマなどを摂ります。水を飲むことでアルコール度数を下げ、アルコールの利尿作用でなくした水分を補給できます。二日酔いにはスポーツドリンク、糖分でアセトアルデヒドを分解…

Q.ストレスには、どういうサプリメントが効きますか。

A.サプリメントや栄養ドリンクばかりに頼らないことです。 ストレスをためないこと、何事も短期で解決しようと焦らないことです。 ストレスになるなら、人の誘いにのらないで断ることも必要です。ストレスを与えないこと、がんばりすぎないこと、でも、も…

Q.声がこもってしまう原因はなんでしょうか。

A.声は息の流れに乗って出ていきますので、息を吐かなければ声を出すことはできません。声がこもる人は口の中で発音を処理しているようなもので、近場で発音する分しか息が流れていないのです。よって、口の中から外に(前に)声を出していくには、外に出せ…

Q.地声と裏声をうまく繋げられません

A.ある有名なオペラ歌手が書いた本の中に「地声と裏声の転換をいかにわからなくするかにかかっている」というような一文がありました。地声と裏声の転換をわからないように歌うということは、プロの歌手でも、とても大事になってくるようです。 どのような…

Q.声が割れてしまいます、どうしたらよいのですか。

A.声帯に当たる息のバランスがよくないこと、声帯の周りの筋肉に力が入っていて声帯をうまく伸ばせてないこと、などが考えられます。いずれにしても共通するのは、力を入れすぎているということです。 息をたくさん吐こうとして、胸や肩、首などに力が入っ…

Q.歌を練習する中でこれだけは毎回気を付けたほうがいいこと

A.レッスンを長く重ねていけばいくほど、新たな課題が出てきて、基本を忘れがちになることがあるかもしれません。また、本番前のプレッシャーで、普段できていた基礎的なことが、飛んでしまうということもあると思います。 毎回必ず気を付けて、ウォームアッ…

Q.生まれてから使ってきた声が自分の声でありませんか。

A.確かにそうです。老齢にもなれば、その声は、顔と同じく、その人の人生を表すでしょう。40~50代でも、いえますが…。でも、10代~20代では、自分のことば、顔、声でありながらも、まだ未熟だと思いませんか。関心をもって声を磨いてきた人との差は大きな…

Q.ステージでのヴォイトレは、レッスンでスタジオで行うものと違うのですか。

A.違っていたということですね。レッスンは、将来へ向けるので、かなりの情報が必要です。ステージは、その意図がプロデューサーなどから伝えられているので、シンプルです。あなたがどうであれ、ステージとしての完成へ方向をとるからです。([E:#x266F])

Q.発声するときにリラックスして脱力ができません。

A.発声をしようとするのですから、できないと考えるのでなく、伸び伸びと大きな気持ちでしましょう。([E:#x266F])

Q.声の出しやすい姿勢はありますか。誰の姿勢がよいのですか。

A.姿勢についてもいろんなアプローチがあります。見本というのは、表現活動のなかで、しぜんとこなされている、即ち、みえなくなっているものですから、そこだけ取り出すとふしぜんになりかねません。踊ったり歩いたり、いろんな動き別の姿勢の発声を勉強…

Q.ヴォイトレの勉強に、声帯の動きをみたいのですが。

A.DVDなどでもあります。連続写真の載っている本もあります。知識として見るのはよいのですが、ヴォイトレには大して役立ちません。自分のであれば、音声の病院(耳鼻咽喉科)でみせてくれるところもあります。([E:#x266F])

Q.ヴォイトレで声が安定せず、いろんなことが起きるのですが、なぜでしょう。

A.いろんなことが起きるのは悪いことではありません。声をじっくりとみてみましょう。いろんなヴォイトレをせずに、一つに絞り、何が起きるのか、何が起きないのかをチェックしてみてください。([E:#x266F])

Q.休息のとり方がわかりません。

A.疲れた体では、パフォーマンスが低下します。 横になることや仮眠するのがよいでしょう。([E:#x266F])

Q.ゴルフは、体によいと思いますか。

A.休日の早朝ゴルフの危険は、睡眠不足や前日の酒で増します。脱水症状を防ぐこと、水分をとることに気をつけてください。([E:#x266F])

Q.朝食を抜いています。

A.食欲がなく時間がなく、食べ物の用意なしという習慣はよくありません。 起きたら日の光と一口の白湯で目覚めましょう。そして、軽く運動をして、食べましょう。([E:#x266F])

Q. 外国語の喉の位置を教えてください。

A. 私が学生時代、イタリア人の声は響きが高いもの、しゃべる声が歌声のよう、という先入観がありました。実際にそういう教えを多々受けてもいました。声楽家のソプラノ、テノールの先生方は話している声から、響きの高さを意識されているような、高めのキ…

Q. 声が奥まるのはどうしてでしょうか。

A. 日本人の話し方は、欧米の言語と比べて、もごもご話しているような特徴があると指摘されます。確かに英語などは、子音で母音がとても前に引っ張られますし、母音も、しなるように動きがあって前に進んでいく感覚があると思います。 例えば、weはwの子音…

Q.リップロールとは何ですか。

A.唇をブルブルと言わせるリップロールというトレーニングがあります。唇を柔らかくするため、息の流れをよくするためなど、さまざまな使われ方をします。 では、実際リップロールにどのような効果があるのでしょうか。 リップロールを行って効果がでている…

Q.曲を表現する

A.ヴォイストレーニングで声を磨いたそのあとの目標は人それぞれかと思います。しかし、声をトレーニングしてそれを武器に、歌の人は曲の表現に生かしていただければいいですし、役者の人はお芝居のその役の声色に生かしていただくのが最終段階なのかと思い…