発声と音声表現のQ&Aブログ

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2022-10-16から1日間の記事一覧

Q. 共鳴腔というのが頭の中や頬骨のところにあるので、そこに響かすのでしょうか。

A. いいえ、共鳴腔は、声道の咽頭空、鼻腔、口腔です。その空間が声の響きに影響します。

Q.声が高くなると、声帯は、引っ張られて長くなっているのでしょうか。

A.高い声を出すときには、輪状甲状筋が縮むことで、甲状軟骨が前に傾きます。それで声帯が引っ張られ、伸びるのです。

Q.声帯は長い人ほど、低い声になるのでしょうか。

A. 一般的に同じ材質のもので比べるならそうなります。ただし声帯は固形物ではないので、個人差もあり、さらに使い方でいろいろと変化します。