2024-09-01から1ヶ月間の記事一覧
A. どのように感じるかは人それぞれなので、あまり気にすることはありません。まずは発声練習を楽しく取り組めているのですから素晴らしいと思います。曲の練習を苦痛に感じるのは、思うような声を出せない、進歩を感じられないからかもしれません。今後は…
A. 声は、身体が楽器なので、身体のどの部分の不調でも、大なり小なり、発声への影響は、出てきてしまいます。特に呼吸に関係する腹回りや胸回りのケガや病気は、オートマティックに発声を支える部分なので、何のとどこおりもなく使えないと、声が乱れる原…
A. 確かに、農耕のときに、泥の中に両足を入れ、両手両足を交互に使い前進、後進するような使い方が基本です。畑でも、炊事、洗濯、掃除なども共通していたでしょう。馬や船に乗ることも少なく、また、胸を張って歩くような人は少なかったと思われます。 2…
A. かなしいときにうたう歌もたくさんあります。レクイエム、挽歌、霊魂を沈めるための歌です。世界中にもあります。歌だけではなく曲もあります。 日本の場合は、宴会芸のようなことで、何かにつけ、みんなで集って、飲み食いしながら歌うことが多かったよ…
A. 例えば言葉では言えないけれど、歌では伝えられるということがあります。文句、クレームもですが、恋愛感情も、恥ずかしくても、歌えば伝えられます。自然に本音を表すことができる手段なのです。感情表現が苦手な日本人にとって、大きな役割を果たして…
A. 歌は、楽器が要りませんし、何か仕事しながらでも歌えます。仕事の効率も上がるし、退屈や飽きることから逃れることもできます。話をすると、仕事の手が止まります。お金はかからないし、歌うことによって、もてなしもできます。労働歌や子守唄は、その…
A. 日常生活や仕事の不満を、言葉にしたり、文章にするのは難しいし、言いたいことも本音で、上司に言えない時代が続きました。会社の帰りに、飲んで、愚痴りながら、カラオケスナックで、振られた女の歌などを歌って、うさを晴らしていたのです。それが演…
A. 日本人はよく歌う民族だったようです。アイヌの人々なども含まれます。 明治以降、クラシックの教育によって、歌えなくもなりましたが、カラオケの普及などによって、また歌うようになったのではないでしょうか。
A. その時に、全身全霊をかけて相手に伝えようと思うことです。歌い手が歌うように役者が演じるように、それを人生で最も大切な瞬間だと思い、きちんと準備をし、自信を持って立ち、想いを伝えることに専念することです。その想いがあれば、声や話し方や内…
A. スピーチの内容や笑うところにもよると思います。お笑いの芸人なら、本来はネタがしっかりとしていたら、本人たちが笑うのはタブーで、ネタでお客を笑わせるべきです。ただし、そうしたネタではなく、一般的な会話や雑談の延長の場合は、話している人が…
A. どういう状況か、一方的にあなたが話しまくっているのか、相手と関係ない話を延々としているのか、いろんなことがあります。まず、自分がどういうつもりで、相手に話すのか、相手にどのように聞いてもらいたいのかを先に言うというのがよいでしょう。ア…
A. これは、その意見が、その場で、どのぐらいの必要があるかによると思います。 雰囲気を大切にしたいのであれば、その意見がまわりの人たちの賛意を得られないような場合はいわない方がよいでしょう。誰でも自分の考えを否定されたり、批判されるのは、好…
A. 圧ということが具体的にどういうことかによって違うと思います。1つは、声、それが大きいとか、メリハリが強すぎるなどという場合です。これは、受け止める人の感覚にもよります。その方が聞きやすいという人と、少し苦しくなるという人がいるので、相手…
A. それを文字に起こしてみて、ダブっているところをチェックしていくとよいと思います。よくあるのは、口癖です。よほど気をつけないと、誰でも、いくつかあるものです。同じことが繰り返されているので、無駄です。意識すると、次から少なくすることがで…
A. あなたが話している時間は、相手から時間を頂戴しているのだという意識を強く持つことです。相手にとって面白くもなく、為にもならない話は、相手の人生の時間を奪っています。相手を疲れさせます。そういう場合には、打ち切った方がよいのです。自分が…
A. まずは、場数を踏むこと、慣れていくことだと思います。実践の場においては、何を伝えるかということを第一に考え、目的をはっきり持つことです。そして、何よりも、聞いている人が、何を求めているかということを探り、それに応えることでしょう。その…
A. 昔から、たくさんの人のスピーチや話で、感動してきました。それは、声や話し方だけでなく、その人のキャラクターが魅力的というのが、特に日本の場合は、顕著ではないでしょうか。 TEDなどを見るとよいし、日本の番組の中でも、MCやゲストの話から学べ…
A. 確かに、その差は明らかに大きいと思われます。というのも、最低限のレベルにおいて、慣れというのがありますが、そういった機会を、日本人の教育現場では、ほとんどとっていないからです。人前で話す機会を多く得てきた人との差は、むしろ広がっている…
A. コロナ禍以降、ズームなどによるバーチャル空間でのやりとりが多くなりました。そこでは、あらゆる身体性が失われます。ただ1つ、残るのは声です。 確かにデジタル変換されているのですが、それでもその人らしさは伺えます。マンツーマンでしたら、表情…
A. 相手の性格や人間性が知りたいとなれば、のことです。手紙でも筆跡などで少しは伝わりますが、メールになると、文章力以外は、ほとんどわかりません。 電話の声になると、その声の中に、信用できるかどうかという判断できる材料が入りこみます。 映像で…
A. とても使いやすいからです。確かに、明確とか記録とか考えると、文字や写真、映像などがその後に出てきたように、そういったものが使われます。 しかし、それらは、結構、ツール等が必要です。手間もかかります。 話は、人間が自分の身体の声を使って、…
A. とてもわかりやすい例でいうと、話すことによって、それだけでお金をとっている人がいます。講演する人や噺家、MCなど、セールスマンなど、それで商品を売る人を含めると、とても多いです。 逆に話すことでお金を払っている人もいます。夜のお店などに行…
A. 話す力がつくと、いろんな人に求められるようになるからです。承認欲求も満たされますし、何よりも、仕事や生活において、相手が関わってくれるようになってくると思います。あらゆることにおいて最初のきっかけは話すことです。メールから始まったとし…
A. 日本人は、感性によって動くところが多く、理屈や数字での説得を嫌います。小難しいことを言うな、とか理屈屋とか、屁理屈とかいわれて、聞く耳を持たない人も多いわけです。経験主義が長い間、通じてきたせいでもあります。長老制の村社会だったからで…
A. 議論で相手を説得する形になることは、あまりよくないことです。武道は戦わないで勝つのが最上の策とされています。戦う時点でリスクがあるわけで、最もよい戦法ではないのと同じです。戦争も外交交渉なら起こさずに済むのです。
A. 身体機能に関しては、もともと、人間が生物としての共通の物理的構造、生理的機能などを持った原始的なものがあります。次に、民族別に、あるいは、職業別に、差異があります。 そのなかでも、個人的なレベルの差があるので、個人別になります。さらに、…
A. 欧米は、技術に関しても、人間に依存せず、誰が行っても一定の成果が出るように道具を作ります。つまり、人間の能力をあてにしないのです。 しかし、日本の場合は、人間の技術の熟練によって、道具の潜在力を拡大させていくのです。つまり、名人ならそれ…
A. これを造化といいます。本来の自然が内に秘めている秩序ある働きを、取り出すわけです。芭蕉が、「笈の小文」で指摘しました。
A. 運動能力を高めるのに骨格筋を鍛えるというのは、筋生理学的に常識で、筋繊維の肥大によって、より大きなパワーを発揮させます。ただし、日本の武道では、筋力を単独で鍛えることをしないで、骨格の構造に用いて動作する、気と骨を使うというイメージで…
A. 骨盤は、寛骨(腸骨、恥骨、坐骨)、仙骨、尾骨の3つの骨からなります。人体の中では、最も大きな骨格で、上半身を支えています。