発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

2025-08-01から1ヶ月間の記事一覧

Q.自分に心地よい歌い方が、よくないと言われました。

A.自分が気持ちよく聞こえているものを気持ちよく出すわけです。 出すだけで気持ちよくなっていませんか。 そこから外れていたら、どこかおかしい、自分で変だな、いやだと思わないとおかしいのです。 感性がまだ高まっていないことだと思います。トレーニ…

Q.深い声とは、こもった声か、押しつけた声ですか。

A.深い声として、求めたい声は、どちらでもありません。むしろ避けるべきです。 声はこもらせず、前に出すことです。平たくしたり、胸に落としてはいけません。 そのためには、声の芯が必要です。それを学ぶときに一時、押しつけがちになることもあります。…

Q.音程が合っているかわからないのですが、どうすればよいですか。☆

A.トレーナーにつくとよいでしょう。 まず、どこで気づくかでチェックします。 歌っていてか、録音再生を聞いてか、指摘されて、のどれでしょうか。 指摘されてもわからないなら、重症です。 音楽が聞けていないわけですから、耳を鍛えることからやりまし…

Q. 声を深くすると、音がフラットしやすくなるのですか。

A.こもったり、太い声になると、暗くて、そのため、低めに聞こえることがあります。 トレーニングで、フラットしているように聞こえても、音がずれていなければ、歌の中では影響しないはずです。音楽が入っていて、それが一つの感覚として出ていたら、音に…

Q.声を明るくするには、高くすればよいのですか。

A.明るくするというのは、印象面のことですから、発声で音色を明るくすることとは、異なります。

Q.身体を鍛える努力はしていますが、それと声を深くするのは関係あるのでしょうか。

A.声を深くするというのにも、いろいろとあります。たとえば、身体の中に声のひびきがこもって、前に出てこない場合、暗い声のときにフラットするようにみてしまいます。

Q.ヴォイストレーニングの成果は、どのくらいなのでしょうか。

A.定量的には出し難いです。というのも、個人差もあれば、ヴォイストレーニング自体が多用多彩で、トレーナーの数、テキストの数以上にあるからです。歌のレッスンも似たようなものです。 成果は、まして、そのプロセスでは、必ずしも本人の満足度と異なる…

Q.歌と別にヴォイストレーニングがあるなら、それは必ず役立ちますか。

A.ヴォイストレーニングに関しては、定義があいまいです。 ヴォイストレーニングとしてやりながら、全くヴォイストレーニングになっていなかったということもよくあるのです。その逆もあります。

Q.歌唱だけでうまくはならないのですか。

A.いえ、うまくなります。しかし、そこにはレベル差があります。 足らなければ、補強としてのヴォイストレーニングがあると思います。

Q.プロ歌手は皆、ヴォイストレーニングでうまくなったのですか。

A.ヴォイストレーニングというのが、何を指すのか、です。 それが習いにいくことであれば、そうではないでしょう。 ともかくも、歌って上達したのは、間違いないのですから、そのプロセスで行ったことをヴォイストレーニングとして考えるかどうかでしょう。

Q.トレーニングで効果が出なければどうするのですか。

A.もしそれが学校やヴォイストレーナーの指導で、効果がなかったとしたら、 目的をどのように定めたのか、そこをしっかりと検討しましょう。 トレーナーの方法や自主練習の仕方が違っていることもあるのですが、 多くの場合、目的のとり方とトレーニングと…

Q.ヴォイストレーニングは、効果がありますか。

A.効果のないトレーニングとは、何なのでしょうか。 トレーニングというのは、何かの目的を持たなければいけません。 目的に対してやるものですから、効果があるとか、ないということではないのです。 どんなトレーニングであれ、目的に近づくためにやるか…

Q.トレーナーに聞けば、発声のなかで、どれがよいのかわかりますか。

A.当然です。でも熟練したトレーナーであれば、「この人のこの声がいいこととしよう」とか、 「これは悪いこととしよう」というようなことは、あまり起きないでしょう。 決めなくとも、レッスンのなかで、おのずと正されていくからです。

Q.発声の正しさは、誰が決めるのですか。

A.それは、誰かが決めつけるものではありません。 トレーナーに「これがいいよ」と言われて「これがいいのですか。違うと思うけれど」 という矛盾が、最初は起きるかもしれません。 が、続けていくと、あまり起きなくなるでしょう。

Q.自分の声の出し方が合っているか間違っているか、迷っています。

A.はっきり言うと、迷うくらいならよくありません。 正しいなら、迷わず確信できるものです。

Q.日頃の練習は、ローテーションを厳守ですか。

A.立場や状況にもよります。 寝なくてどのくらいできるか、風邪をひいてどのくらいできるか、 そのときにできないものは使えないとまでは言わないまでも 舞台には出てやらなければいけないのですから、若干の負荷を加えておくことです。

Q.出番が増え、悪条件が重なるのですが、どうすればよいですか。

A.精一杯のことをするしかありません。 コンディションが最悪の時に、何ができるかというのが 実力だといえるほどです。そのために日頃の練習があるのです。

Q.声でやってはいけないことは、ありますか。

A.やってはいけないことなど考え出したら何もできなくなってしまいます。 どこかの教本には、たばこ、酒ダメ、1日8時間寝なければいけない、 乾燥は避ける、ステーキを食べるとよいなど、書いてありました。 明らかな誤りもあります。 自分にとってどう…

Q.食べてはいけないものは、ありますか。

A.絶対ということでは、ありません。健康的な食生活がおすすめです。 ただ、辛いもの、熱いもの、冷たいものなど、喉に影響を与えること、消化に悪いもの、満腹の状態など、避けた方がよいと思われることはあるでしょう。個人差も大きいですね。

Q.声のためには、何を食べたらよいのでしょうか。

A.この問題は、健康法と同じで、自分で知っていくしかありません。本は参考にはなるかもしれませんが、それはそう考える人もいるということで、うのみにしない方がよいということです。皆、違います。

Q.ヴォイトレーニングには一日の、どの時間が効果的ですか。

A.最初は、起きてから5、6時間は、経ってからでないと難しいと思います。 人によっても違います。心身のよい状態が整う時間です。

Q. 歌よりも芝居の人の方が、早く声が鍛えられませんか。

A.個別のことですが、鍛えるということでいうなら、鍛える意識をもっているかということで、差が出ると思います。お笑いや伝統芸能でも、声を鍛えようとしている人は、声が鍛えられていきます。

Q.日常で人と話すときに腹式呼吸を使うとよいでしょうか。

A.不自然にならない程度なら、自由に、とは思います。 そういうことを考えていると、一日、頑張れないような気がします。 かえって声に対して嫌悪感を抱くのではないかと思います。

Q.日常の声がよくなってきたら、歌もよくなるのですか。

A.ある程度、関係します。というよりは、歌は集約された舞台で特殊な場として与えられます。 それに対応できる場で、思いきり集中して声と身体を使うことを覚えて、それが日常にしぜんと通じてくる方がよいでしょう。

Q.日常の声がよくなってきたら、芝居の声もよくなるのですか。☆

A.実際に芝居の中の声がプロとして変わってきたら、日常の声もよくなっていくというのが多くの人のパターンです。 なぜなら、よほど身につけている人以外は、かなり高いテンションの場で扱わないと、声はコントロールできないからです。 素人以上のものを5…

Q.普段の会話のときにも発声に気を付けた方がよいのでしょうか。

A.身体を使って声を出そうなどといろいろなことを考えるとコミュニケーションでおかしくなります。相手に気を使わせたりどうしたのと思わせたりしたら、精神的にまいってくるでしょう。 耳は敏感になっても声はわけておいた方がよいと思います。

Q.歌唱において、発音と音程のどちらが大切ですか。

A.例えば「悲しい」と音がとれていても「悲しい」と聞こえなかったら 音を狂わせてでも「悲しい」と聞こえた方がよいわけです。かなり柔軟な考えです。 もちろん、半音以上外れたら、通用しません。

Q.発音で発声は狂いますか。

A.少なくとも日本語の発声に関しては「アイウエオ、カキクケコ~」と同じで通せるでしょう。 「s」だから「サ」のa、「t」だから「た」のaというような使いわけをしていません。

Q.ネイティブの発音指導は、受けなくてよいのですか。

A.ネイティブでない言語では、聞きとれないことには、正確に発音できないでしょう。 発音本位に考えるのなら、向こうの人に指導をすすめることもあります。 でも歌唱における優先順位は、高いわけではありません。

Q.苦手な発音について、どうすればよいでしょうか。

A.発音に関しては、私は、どれも結局のところ、同じだと言っています。 人間の身体で出せない発音は、言語にはないからです。 複雑に考えると外国語などで歌うときにも全部覚えていかなければいけないです。 だから耳で入った通りに身体が反応するというと…