2025-09-01から1ヶ月間の記事一覧
A.向こうのトップレベルの人たちがやっているところと同じ声域ですから、それだけでも、相当に無茶なのです。その声量本位には合わせられないので、別の機会に練習しましょう。
A.声域が違うなかで心地よく声を出すということは、難しいことです。 原調で歌うことが必修のような合唱やミュージカルなどでは、問題となりますが、本人の希望通り、いかない場合、声量を抑え、共鳴でカバーしましょう。応用練習と思って、がんばりましょ…
A.男性は比較的、発声でも深いポジションを持てるのですが、歌で使えていないのです。 どちらかというと、日本では、歌い手よりも俳優、声優、お笑い芸人などの方が、太い声をうまく使える人が多いです。とにかく、発声訓練に加えて、すぐれた音楽にひっぱ…
A.それで不足をかんじたら、ヴォイストレーニングをすればよいのであり、不要と感じる、なくともよいのであれば不要です。 私は遠回りでも、一時、外国人が持つような身体とか感覚、あるいは発声のポジションを獲得するというのが、よりよいやり方だと思っ…
A.今までにそういう声をうまく出せた経験があれば、その繰り返しでマスターしていくアプローチもあります。ただ繰り返していくうちにだんだん崩れていく場合も多いのです。歌唱から発声をつかむのは複雑になりすぎるので、シンプルな発声で基礎を固めるの…
A.現実問題として、歌うために声をどのように出したらよいのかというのは、力まず、身体に不必要な負担をかけずにしていくことになるでしょう。
A.よいところで、よい先生につけば、それが一番よいと考えていませんか。どこに行っても確かに何かは得られるでしょう。しかし、すべては材料にしかすぎないのです。そこを間違えてはいけません。
A.日本人は声をきちんとつかんで出していないので、私はそこからやります。筆に墨をしっかりとつけておくということが必要です。声がよく出るというのは、筆に墨がたっぷりついているというふうに思っていた方がよいと思います。
A.普通の人が聞こえない音を見ていくことは大変なことです。それがあなたの中ではっきりしていたら、いつか深い声として出てくる可能性があるでしょう。音の世界というのは、その音の中に入っていろんなことを経験していないと、漠然として終わってしまう…
A.私が聞くのは呼吸と流れです。音楽を声でどうデッサンするか、音色がどう重なるか。つまり、構成や展開を気分よく聞いているときは、あまり歌詞を聞いていないのです。歌詞のことばのニュアンスは音化したところで聞きます。一人よがりな感情移入はよく…
A.歌い手のスタンスとその歌にもよるでしょう。ことばを大切に扱う人も、そのイメージを優先する人もいます。感情移入も同じです。それぞれに大切に扱うべきですが、歌ではもっと優先すべきこともあります。それは自分のオリジナルのフレーズ、そこにもっ…
A.誰もあたりまえに生きて、あたりまえに考えている人の作品など、知り合いでもなければ見たくはないのです。すごい、おもしろい、変なものを支えているのは、やはりすごくおもしろく、変な経験のように思います。でも、歌に関してなら、イマジネーション…
A.開き直り、覚悟、捨て身、狂気、怒り、テンションがステージに出てくるのかもしれません。 海外の生活経験はいいと思います。でも安易に活かされるものではないと思います。 人生経験は誰でも積んでいくので、音楽経験、トレーニング経験、ステージ経験…
A.若いときは、ストレートに歌に反映するかもしれません。 量より質、その人のアンテナ、センス、鋭さ、感性、作品のバックグラウンドにあるものとの関連は、計測不能でしょう。
A.生きるでしょうし、活かせばよいでしょう。 経験は何でもたくさんあった方がよいでしょう。トレーニングなども経験の一つです。 さらに、再現芸術である音楽においては、音楽の経験が必要です。
A.最近は、食えないのを他のもののせいにする人が多くて残念です。音楽を食うためにやらざるを得ない人もいれば、食うことを考えずに続けている人もいます。いい音楽ならそれだけでよいと思うのですが、いい音楽とは何でしょうか。できない理由を探すより…
A.求められるものがあるのは、素晴らしいことです。両方やればよいのですが両立は難しいのでしょう。 こだわれるものがあるなら、それも捨てがたいのでしょう。 仕事がこなければ、才能は、大きく活かせないこともあります。 それを知ったうえで、断わり、…
A.いろいろとありますが、それは自分で歩んでいくなかで考えることです。 その力をつけることこそ、あなたの才能が問われるのだと思います。
A.美空ひばりさんは152センチでしたが、あれほどステージで大きくみえた人はいませんでした。 現在でも、活躍している歌手と体格はあまり関係しません。小柄な人も多いです。でも、声は出ています。パフォーマンスで何とでもなるでしょう。 きっとあなたが…
A.そのアドバイスが正しければ、あなたは今を粗雑にしているのでしょう。そこは未来のためにも改めることですね。 未来がないと、現在はないのですから、夢は大きくもつとよいと思いませんか。 未来がなくとも現在はあります。 夢というとあいまいですから…
A.極端にいうと、音楽で伝えるのにことばは必要ありません。ことばが聞こえなくても、ピアノもトランペットも音で伝えることはできます。意味のわからない外国語の歌でも感動するものです。 それは、そういう言い方をしたら、そうなるということで、ことば…
A.レッスン中にあがってしまうのは、慣れることでしょう。回数をこなすと変わるでしょう。 自分で納得するまでのトレーニングをしないまま、レッスンに参加すると、自信がなくて緊張するので、個人練習を積むこと。本番も同じです。
A.喉が乾かないようにするためには、本来は、深い息を吐くことです。浅いまま、口の中に息があたっていたり、息もれした息を吐いていると喉が乾きます。ですから、これは、一度、中断して忘れましょう。水分補給も忘れずに。
A.こうして質問がくるのは、そこで行き詰まったのでしょう。まず、裏声か頭声で高音を練習する前に自分が出やすいところ(中間音、中低音)の声にパワーをつける練習をしましょう。それから、そのからだの感覚(腰の感覚)のまま、高音を出す練習をしまし…
A.何でも練習すれば上達します。ただ、歌唱力においては、まだまだ外国のレベルの方が高いからです。なぜ、最高レベルの野球やサッカーの選手は、日本でプレーしないのでしょうか。海外のリーグに行くのでしょう。それは、世界に通じるレベルでのプロだか…
A.絶対に必要とは思いません。ただ、学び方として、アプローチとして、有利であるのは確かです。それは、日本の今の歌は、欧米の言語の構造の上に成立してきたからです。歌詞は日本語でも、メロディは、欧米の言語構造のうえにできてきたものに準じている…
A.そういうものはないと思って下さい。ロックや、ポップスの発声も、決まりきったものは、特にないと私は考えています。その人が自分の身体の理にそって発声することが大切なのです。あとは、その音楽がどのように入っているのかとどう出したいのかによる…
A.日本人女性は、かなり高くつくっています。 すると、声もやさしくきれいで、通るように聞こえるのです。
A.男性が低くなるという方が正しいでしょう。 女性は、変わらないのです。 年をとると女性の声は低くなります。(rf)
A.女性の場合、年齢とともに声帯に浮腫などができ、低くなるのが普通です。 日本人の女性の声は、比較的、高く使われているので、なおさら低くなる人が多いです。