2026-06-01から1ヶ月間の記事一覧
A.トレーナーの身体をさわりながら、声を出してみたりするのも、一つの方法でしょう。喉に力が入っていたり、お腹に力が入っていないというように指摘されて、その違いがわかるようになった人もいます。なお、力とリラックスとは、簡単に説明できるもので…
A.効率というのでは、わかりにくいので、非効率を避けると考えてみます。非効率とは、たとえば、自分が正しいと思っているのに実用性のない呼吸や発声法を続けているようなことです。だから、いつまでたっても、あまりよくならないというケースです。 同じ…
A.基礎があれば、応用が効きます。さまざまな場面でも通用しやすい声になります。 元の声質はともかく、焦らず発声の基礎トレーニングを積み重ねていくことで、将来的な可能性は、広がっていくものです。
A. 声区は、響きをあてるところの違いでなく、トーン(声質)の変容でみてください。トレーニングでは、さまざまな方法や言い方があります。 私自身は、ことばより実際に出た声からの感覚を優先させていますから、「声区」や共鳴腔に「あてる」「響かせる」…
A.どんな声にも魅力と限界があります。得意な分野で勝負し、苦手な部分は人並みまで引き上げるのが現実的です。すべてを得意にする必要はありません。限界を理解したうえで、強みを最大化することが、声の世界で長く戦うための処方だといえます。
A.声は身体の中にあり、性別や骨格の差も大きいため、他人の声をめざすことは無理があります。仮に近づいてもモノマネ止まりです。それに一生かける覚悟があるなら別ですが、そうでなければ自分の声で勝負すべきです。違いを受け入れたら、表現は、いずれ…
A.他人の声を目標にするのではなく、自分の身体と声に合った方向を見極めることが大切です。同じ声をめざすより、自分に合うところで勝負を選んだ方が、遠回りでも迷わず、結果は出やすいです。声は身体の一部であり、楽器のように交換できません。その前…
A.声や話し方は誰もが日常的に使ってきたため、基準が見えにくい分野です。楽器のようにキャリアが年数などで測れず、経験の差が分かりにくいのです。しかし、プレーヤーも、プロや一流の人は、年月での差ではありません。明確な違いをつくることが重要に…
A.ウケる、褒められるといった曖昧な基準に頼ると成長は止まります。スピーチも歌も、状況次第で評価は簡単に変わります。私たちがめざすのは、状況に左右されない真の実力です。ノリや運を超えたところで通用する実力をもつことが、表現活動を続けるには…
A.限界まで突き詰めると、高音や声量といった分かりやすい差は意味を失います。それを必死に追いかけても、もっと簡単にしぜんにできる人がいます。その先で問われるのは、そういうもの以外で何が残るかです。だからこそ、声については、早く限界に近づい…
A.カラオケは点数や正確さ、これまでのうまい人の平均値のような指標が重視されますが、プロの世界では、感動や商品性が問われます。多少、音程が揺れても、人の心を動かすほうが評価されます。私たちは、カラオケと競っていくのではなく、誰が聞いても価…
A.効率を求めるなら、自分の最も可能性のある要素に集中することです。早道を探すより、声で勝負できそうな部分を徹底的に磨く方が結果は早く出ます。 すべてを平均的に伸ばすより、一つを武器にすることで、話し方や声に説得力が生まれ、全体の評価も引き…
A.すべての要素を高水準で揃えるのが理想ですが、プロ歌手ということでは、そこまで必要はありません。どれか一つが突出していれば、成立します。 最低限の弱点は補う必要がありますが、全部が平均的だとプロの中では埋もれます。まずは一つでも素人にない…
A.自分にしかできない表現を磨くことは、技術以上の価値を持ちます。完璧さよりも、その人ならではの声やキャラクターが際立つと強みになります。 表現が研ぎ澄まされるほど、他人と比較する必要がなくなります。話すことや歌うこと自体がそのまま魅力にな…
A.試行錯誤の積み重ねは、その人のスタイルを形づくります。歌手にとっては、特に重要で、うまい人に似せるだけでは限界があります。桑田佳祐さんに似ている人が何万人いても、本人にはなれません。道も開けません。ここでは、過去の成功例や失敗例も踏ま…
A.慣れだけで伸びなくなったときは、別のアプローチが必要です。才能や素質を疑うより、これまでと違う方法を試すことで突破口が見えることもあります。 野球が合わなければサッカーを選ぶように、環境ややり方を変える発想も重要です。同じ練習量でも、方…
A.トレーナーが必要なのは、自分の問題点が見えない場合や多すぎて何から手をつけていいかわからない場合です。芸人養成所や声優学校が、場数を重視するのに対し、ここではケーススタディとして整理します。個人レッスンで相手自身の問題に絞り込み、トレ…
A.声もスポーツと同様に慣れと経験が大きく影響します。プレーで一年生と上級生に差が出るように、声も使い続けることで安定します。ただし重要なのは、そこからの進歩です。 声を出すのとともに、耳を鍛えることです。自分の声を録音して何度も聞き、どこ…
A.自信は内容以上に声に表れ伝わる力となります。自信がないまま話すと、聞き手は無意識に不安を感じます。たとえ内心不安でも、声と伝え方が安定していれば、聞く側は安心します。 声が整うことで話す本人にも自信が生まれます。話すこと自体が楽しくなり…
A.声や話し方の集中力は、自分の内外を常に観察し続けます。スピーチのように内容や構成はよくても、終盤で疲れや焦りが出ると声の迫力も伝達力も弱くなります。後からでも映像を見返して気づくようにするとよいでしょう。話し方の集中力は、持続力と自己…
A.声を可視化することで、言葉だけでは伝わらない違いを理解しやすくなります。音声も周波数やフォルマント分析を用いれば、声の特徴を視覚的に示すことができます。これは、身体の動きをセンサーで解析し、身体の動きや歩き方の癖を指摘するのと似ていま…
A.研究者や言語分野の方がくる場合、こういうことで説明しないとわかりにくい話が多くなります。声は目に見えないからこそ、理解のために、いろんな工夫が必要です。
A.喉の内部は、外から触れて調整できる部位ではないため、一般的な整体や鍼灸だけでは対応できません。喉の内部構造や声帯の動きは、扱えず、専門領域外となります。 私たちは、模型や図版などを使い、喉の内部で何が起きているかを説明します。
A.身体を管理する必要がある場合、状況に応じて、他の専門家と連携しています。喉に問題があれば、耳鼻咽喉科や音声クリニックです。国家資格では、言語聴覚士が最も近い存在で、脳や喉の障害による発声困難のリハビリを専門とします。理学療法士や作業療…
A.芸能分野では、身体のトレーニングは、表現の基盤として重要視されます。ここでは、主に発声に関わる身体の使い方を扱います。スポーツや芸能の経験がまったくない人が、歌や演技に挑戦すると、体力や集中力の面でも苦労することが多いです。 スポーツマ…
A.筋力トレーニングも、単なる見た目だけでなく、身体の使い方を再確認する意味があります。 声は、身体の状態に強く左右されるため、たとえ筋トレでも、経験があることは、理解のスピードや実践力の面で有利に働くことが多いです。
A.スポーツ経験がある場合、身体感覚で乗り越えられる部分もありますが、声の場合は自覚しにくいため、ていねいな練習が必要です。 それでも、スポーツで経験していることは、ヴォイストレーニングにも確実につながってきます。スポーツで培った体力や集中…
A.発音に苦手意識があると、長く話しているうちに、焦りが出てきたり、言葉が詰まったり、表現が雑になったりすることが多いものです。 特定の音や発音を意識しすぎると、頭での処理に引っ張られ、しぜんな流れが崩れるものです。 これらは、表現面やメン…
A.声の方向性は、何を最優先するかによって大きく変わります。歌なのか、話し声なのか、あるいは演技なのかによって、必要なトレーニングや目標レベルは、異なります。 ただ、長い目で見た場合、まずはベースとなる声そのものを使えるように整えておくこと…
A.まず「声そのもの」という最も基礎的な領域があります。しかし、実際に相談として多いのは、話し方や歌唱といった応用領域です。 現場では、音程が取れるか、リズム感があるか、高音が出るか、声量が安定しているかなど声の機能面が強く問われます。 せ…