07.共鳴
A. およそ3000ヘルツ、2800から3400の音域の倍音と思われます。
A. 倍音というのは、共鳴ですから、音域とは関係ありません。その音の基本周波数で決まるものです。
A. すべての声は倍音含んでいます。たくさんの倍音を含んでいても、聞こえない音もあるわけですから、気にする必要はないでしょう。話し声において、共鳴する方が必ずしもよいとは限らない場合があります。
A. 共鳴としてのマスクは、口より上の方、ほお骨、あるいは目のまわりのイメージです。イタリアのヴェネチアなどのマスクを参考にしてください。口のところにはかからないのです。
A. 声の響きが、喉をつめずに、顔面にうまく乗っているということでしょうか。高い声が出るのと上ずるのは、別のことです。ピッチの乱れであれば、直していきましょう。
A. 歌では、音域というのは、声の高さ、レンジ、出せる範囲であり、倍音というのは、1つの声の高さの2倍、3倍、4倍と共鳴するフォルマント、音色です。倍音という使われ方が、いろんなイメージを意味されているので、混乱の元となっています。
A.大きな声となると、強く固く力で出したようになります。このときの発声を無理すると、喉を閉めたり共鳴を悪くしたり、力で固めたような声になります。ですから、急がず少しずつ大きくしていくのが理想です。要は、癖のついた悪い発声を覚えないことです。
A.きっと、前に出そうとして無駄な力が入っているのだと思います。共鳴させるために、喉の奥を広く開けて、声を楽に出させるためのアドバイスです。場合によっては、逆に、声を前に響かせるとか前に投げかけるみたいなアドバイスもあります。
A.充分な共鳴が得られていない、息が声になる効率がよくない、喉に力が入ったり響かないで鳴っているような状態の時に、そういうアドバイスがなされます。つまり、イメージとして逆の方向にしてバランスを保つのです。声を出すときに息を吸うようにとか言わ…
A.声が鳴るということが喉が鳴るということに捉えてよいのか、イメージの言葉なのでわかりにくいのですが、同じように、その判断はもっとも難しいものの一つです。喉についての判断は難しく、イメージでいうと、深いところで鳴るのはよいが、浅いところで鳴…
A.一通り行ってみるのは否定しませんが、癖や固定したものとなりがちなので注意しなくてはなりません。どこか一点に集める、共鳴点を定めて当てるというような練習方法です。 結果オーライなので、それでうまくいくのであれば、ステップとしてはよいでしょう…
A. 共鳴について勉強する必要があるのかどうかは別として、もし試してみたいのであれば、全身や顔パーツ別に分けてみて、そこに共鳴を集めるようなつもりで行ってみるとよいでしょう。あるいは遠くに飛ばすとかどこかの的に集中させるというようなイメージ…
A. うまく響きにくい時は疲れたときのクールダウンなどにハミングは使われます。ですから、ストレッチよりは、柔軟体操のようなものです。急に声を出したりせりふをいったり、歌を歌ったりするのは、声帯に負担が大きいときがありますので、それに備えるの…
A. 朝起きたときには、寝ぼけ声になります。大体が鼻声です。鼻が詰まっている時もありますし、うまく鼻腔が開いてないのです。詰まるときには大体片方の鼻で、両方が塞がり呼吸ができないことは少ないはずです。 心身を起こすことが1番ですから、軽く体操…
A. 状況による誤解が大きいと思います。舌の正しい位置は、上顎につくかつかないかのところで、つけないところです。こうしないと鼻呼吸になりにくいからです。 ですから、下にペタンとしている場合は、持ち上げたり舌の位置をあげなさいと注意をするトレー…
A. 指導上は顎を引いて歌うようにします。しかし、顎を上げて歌っているようなシンガーソングライターも多いのです。その方が声がだしやすかったり歌いやすかったりする、あるいは座ってギターを弾くためとかいろんな条件の中で、自分で決めていけばよいの…
A.いわゆる鼻声になっているということだと思います。この辺は音色の判断によって、よい頭悪いを簡単に分けるのは難しいところです。人によっても違います。日本の民謡、演歌や歌謡曲などは、鼻濁音をよしとするので、結構、鼻にかかっているのをよい声とす…
A. 頭のてっぺんとか上に響かせてとかいうような指導がなされます。 これらは指導上のイメージの言語なので、自分に当てはまらない場合は、それなりにイメージを変えて、みるとよいでしょう。眉間に集めるとか鼻腔に集めるというように身近に持ってきてもよ…
A. 声という漠然としたものに、方向や距離を与えて、イメージを持っていきやすくするわけです。 ですから、そこが共鳴しているというよりは、そういう方向に声をコントロールしてみると捉えてください。そのトレーナーが、そのように教えられたり、そのよう…
A.ラッパの先の、開口部と同じように、広くすればよいのです。
A.鼻腔はもともと狭いし広げても限度があります。口の中は広がると、確かに響きやすくなりますが、舌があるので、発音が影響します。アは、浅く響きやすいですが、イやウなどは難しいでしょう。もっとも、広く使えるのは咽頭腔です。
A.喉の奥の軟口蓋を上げ、喉頭を下げると、咽頭腔が広くなります。 そこでそのような指導がよく行われています。あるところまでは、それでうまくいきますが、限界があります。また、そこに頼りすぎると不自然な表情になったり、発音や感情移入に制限が出た…
A. いいえ、共鳴腔は、声道の咽頭空、鼻腔、口腔です。その空間が声の響きに影響します。
A.ハーモニー、の語源はハルモニアですが、ピタゴラスは、全てがバラバラに存在していても、宇宙全体として美しく成り立っていること、この原理をハルモニアと言いました。
A.共鳴するのは、母音 n、m、y、r、w、それを妨げるのは、k、s、t、h、p、濁音です。 ちなみに、日本人の場合、女性の名前に共鳴音が入ることが多いようです。
A. A1=110Hz、A2=220Hz、A3=440Hz、A4=880Hz 平均律というのは、音高の感覚に沿っているともいえます。 ピアノの中央Cは、C3で60(Cマイナス2が0)。C4は72。G8まで127。それがMidinoteNoです。 1オクターブは12、完全5度は7(長3度4+短3度3)
A. サイン波が、純音ですが、これはしぜん界にはありません。しぜん音は、複合音となります。これは正弦派に分解できます(理論上ですが、フーリエ変換によります)。 あらゆる振動数の音を合わせるとホワイトノイズとなります。TVの「ザー」で、音の高さが…
A. 音高(pitch)は、一本の弦の振動でみるとわかりやすいです。 まず、弦の長さで音の高さの関係を知りましょう。 基音 110Hz ラ―(基音) 第2倍音 220Hz ラ―1オクターブ上 第3倍音 330Hz ミ―1オクターブ+完全5度上 第4倍音 440Hz ラ―2オクターブ上 第5…
A. 副鼻腔の共鳴は、イメージとしてよく使われますが、実証されているわけではありません。
A.声を出すときに、何も方向性を持たずに出すと、頭上に声が広がる感じであったり、喉の周りで音が鳴っているだけというような感覚になるかもしれません。しかし声に焦点を持たせると、方向性がつくので、より広い会場でも通る声をだすことが可能になりま…