発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

10.歌唱/ステージ

Q.歌に活かす発声の極意とは何でしょうか。

A.現実問題として、歌うために声をどのように出したらよいのかというのは、力まず、身体に不必要な負担をかけずにしていくことになるでしょう。

Q.歌詞を伝えようとするときには、歌詞の意味を伝えようとすればよいのでしょうか。それとも、その歌詞に感情移入していおうとすればよいのでしょうか。

A.歌い手のスタンスとその歌にもよるでしょう。ことばを大切に扱う人も、そのイメージを優先する人もいます。感情移入も同じです。それぞれに大切に扱うべきですが、歌ではもっと優先すべきこともあります。それは自分のオリジナルのフレーズ、そこにもっ…

Q.歌にことばは大切ですか。

A.極端にいうと、音楽で伝えるのにことばは必要ありません。ことばが聞こえなくても、ピアノもトランペットも音で伝えることはできます。意味のわからない外国語の歌でも感動するものです。 それは、そういう言い方をしたら、そうなるということで、ことば…

Q.ジャズの発声とは、どういうものですか。

A.そういうものはないと思って下さい。ロックや、ポップスの発声も、決まりきったものは、特にないと私は考えています。その人が自分の身体の理にそって発声することが大切なのです。あとは、その音楽がどのように入っているのかとどう出したいのかによる…

Q.いろんな歌を違うように歌えればプロになれますか。

A.世界で歌われている歌を、それなりに歌い変えた人はたくさんいると思います。それにプラスして、人が認めるなにがあるか、どんな価値があるかということでしょう。

Q.ヴォーカリストは、舞台ごとに音声で違うステージをみせられる人のことですか。

A.いろいろと自分なりに定義してよいのではないでしょうか。 たとえば、来た人が予期したものを裏切って、もっと感動させるもの、新しいものを出せる人、奇跡を起こす人など。

Q.練習と本番の姿勢について、よくわかりません。☆

A.練習とステージでは分けて考えてください。トレーニングでは、声を出しやすくしたり、強化したりするために行うわけです。 ステージは相手を説くところですから、どんなに呼吸が乱れ、喉声になっても、声のことなどかまっていられないのです。 ステージ…

Q.カラオケなどでは調子にのるから、喉を痛めるのですか。

A.普段、使わない高い声や大きな声を使うこと。休まないこと、アルコールや食事を兼ねることなどが原因でしょう。トレーニングでも、それ以外でも、喉を無駄に疲れさせるようにしないことです。翌日の状態で判断をしてみてください。

Q.よい声になれば、よいヴォーカリストになれるのですか。

A.歌は応用です。よいヴォーカリストということと、よい声というのは、違います。条件の一つにしかすぎません。でも、よい声なら、そうでないよりも有利なことではあります。

Q.観客を長く続けてきたので、なんでも歌えそうに思います。

A.歌うには、聞くよりも、ずっといろんな能力が必要です。 特にポピュラーの場合は、そういうところがそのままステージにでてきます。 そういう意味でいろんな補強が必要です。いや、大革新、大化けが必要です。

Q.自分に心地よい歌い方が、よくないと言われました。

A.自分が気持ちよく聞こえているものを気持ちよく出すわけです。 出すだけで気持ちよくなっていませんか。 そこから外れていたら、どこかおかしい、自分で変だな、いやだと思わないとおかしいのです。 感性がまだ高まっていないことだと思います。トレーニ…

Q.プロ歌手は皆、ヴォイストレーニングでうまくなったのですか。

A.ヴォイストレーニングというのが、何を指すのか、です。 それが習いにいくことであれば、そうではないでしょう。 ともかくも、歌って上達したのは、間違いないのですから、そのプロセスで行ったことをヴォイストレーニングとして考えるかどうかでしょう。

Q.いきなり発声練習してはよくないのですか。

A.声を痛めないためには、身体を柔軟にしてよい状態でやらないと、痛めてしまいます。 初心者の段階では、しゃべることも、声をロスすることになります。 トレーニング前のロビーでのおしゃべりなどは愚かなことです。 しゃべるまえにも、身体を柔軟にして…

Q.一人カラオケでプロになれますか。

A.仲間内で歌うのならそれもよいかもしれませんが、自分を知るために、世界を知らないと仕方ないのです。世の中や他人のことも知らないとなかなかできません。 自分だけを見て、自分だけ頑張っていて、一人でやりますと言ってみて、できるなら誰でもやって…

Q.声が出るのに、歌になりません。

A.根本的な感覚が入っていない、足らないからです。 舞台でやることを想定したトレーニングで身につけていきましょう。

Q.歌うときに音程やリズムにどうしてもこだわってしまいます。

A.そこは別のトレーニングで学びましょう。 歌うときは、伝える努力をしなさいと、いつもいっています。 その世界に入ることから、歌をきちんと取り出すことです。 そうしたら音程やリズムやメロディが気にならないはずです。

Q.正しく歌おうと力が入ってしまいます。

A.よくないのは、正しく合わせようとして、守りに入ってしまうことです。 表現のパワーをひいて、まとめていくだけでは、ステージでは対応できないと思います。

Q.歌でも得意技で勝負できるものですか。☆

A.得意技があるのはよいことです。 武道だったら、いろいろな技があって、1つずつマスターして総合的にできてくるのかもしれません。 でも、ある技で決めるとしても、その技だけを出していくわけではないでしょう。 自分の状況をみないで、一つの技だけ使…

Q.歌い方を教えていただけませんか。

A.ヴォーカルというのは、自分で決めていく仕事です。自分で判断していきます。 トレーナーは、補助できるところをやっています。ここでは、適切な材料で気づきやすくしています。 自分でわかるようにしていきます。

Q.ステージに必要なものは何ですか。

A.ステージで歌うときに、どれだけ身体と集中力が必要かということを学んで欲しいと思います。 ステージではそれを楽しむだけの体力が必要です。

Q.歌うとき歌詞の背景を思いながら歌うのですか。

A.必ずしもそういうわけでは、ありません。自分がどうしたいのか、というだけです。 わざとらしく、風景を思い浮かべてやってみてもダメです。 思い入れや感情を入れすぎても、歌はダメになります。 歌は、音声の中である一定のイマジネーションに働きかけ…

Q.カラオケなどで、他のアーティストに似せて歌うと、喉が痛くなり、疲れます。

A.まねするから、喉を壊すのです。キィが高すぎるなら歌わない方がよいです。

Q.歌えるということはどういうことでしょうか。

A.私は、全世界の音声の分野でベースは共通だと思っています。 伝統や本物、一流を学ぶのは大切です。そこで人の心をどう動かしてきたかを学ぶことが大切なのです。技術や形式を真似たって仕方ないのです。アーティストというのは、時代を呼吸しなければ、…

Q.身体からの声で歌えるプロセスを教えてください。

A.プロセスは 0.息・身体から吐く 1.その息を声にする 2.その声を歌の一部分でも出せるようにする 3.一流の歌を聞きその感覚をコピーする そのときに無意識に0~2が満たされていること(ここが難しい)です。 つまり、身体に入っていないと出てきません。

Q.身体から歌える声をつくるのは、どうすればよいですか。

A.1.声 部分に意識、意図的につかみ、取り出す 2.歌 とれている声をフレーズにつなげる 3.ステージ 表現したいことに声、身体がついている ただし、歌うときは、身体は、忘れましょう。

Q.身体を使って息を吐くことを中心にトレーニングしています。歌うときにも身体が使えていなければならないと思うのですが、意識していると歌のコントロールができません(変に力が入ってしまう)。どうすれば身体を使って(コントロールして)歌えるようになるのでしょうか。

A.これは、筋トレと本番の試合を同時に行うようなことで、鍛錬と調整はわけることです。 それぞれ、できているかどうかでなく、程度問題です。 感覚の切り替えが必要です。

Q.気持ちよく歌えたことがありません。

A.歌は、自分が気持ちよく聞こえているものを、気持ちよく出すわけです。そこから外れていたら、どこかおかしい、自分で変だな、いやだと思わないとおかしいのです。 感性が、まだ高まっていないということだと思います。 もっと気持ちよく聞きましょう。…

Q. MCで、いつも何とかなると思って、凌いできましたが、どうも限界のようです。

A.お客さんと話すことは、ステージに欠かせない要素になりつつあります。そこで共感を得ないと、 難しくなりますね。誠実にやれば誠実さは出てくるでしょうが、喜んでもらえるかどうかは別です。

Q.MC用に原稿を書いていくのはよいと思いますか。

A.なんでも用意して備えておくことです。ただ、その日、その直前まで、思いついたり言いたいことがあれば、さしかえましょう。 歌や演技は、準備したものと変えない方がよいですが、 MCは、その場での適応、新鮮さも問われます。

Q.MC抜きでは、難しいでしょうか。

A. MCをステージで分けるよりも、両方で自分たちがやりたいことを示せばよいでしょう。 何をやりたいのかを示すことで、お客さんに何かを持ち帰ってもらうことでしょう。 一所懸命、ステージとして成功させることが肝心です。でないとお客さんに失礼です。