14.メンタルヘルス/イップス/心理的問題
A.身体に触られることで、肌から、身体の感覚を取り戻すことができます。すると、自分自身の身体から、認知の機能が改善し、心も安らいで、ポジティブになってきます。これは、自分自身で身体を触ってみることでもわかります。不調なときに、自分の身体に働…
A.心や感情にアプローチするには、身体の感覚に意識を向けた方がよいでしょう。すると、身体の心地よい感覚を感じ取ることができる、そして動きも、そのようになるからです。 散歩などでも、いろんな刺激に意識を向けて、大きく受容するようにしてみてくださ…
A.精神科で診てもらい、薬を処方してもらったり、カウンセリングを受けるのが、一般的な解決法です。ただ、自分自身で、生活を変えてみる、ヨーガや瞑想したり、運動してみるのも、効果的です。どちらかというと、心身の感覚が鈍くなっていて、硬くなってい…
A.ネガティブな気持ちは誰でも持つものです。しかし、ポジティブな行動があれば、あまり感じなくて済みます。行動するためには、ポジティブな気持ちが必要なのですが、そうした気持ちがないときでも、行動してみればいいと思います。自分のポジティブなとき…
A.人と会って話すことの何が煩わしいのかをまず考えてみましょう。自分がたくさん気を使わなきゃいけないとか話をしなくてはいけないなどと、偏ってはいないでしょうか。 人と会うだけで、お互いに話さなくても、よい効果が現れることもあります。聞いている…
A.実際には、そうしたことで決断することが必要です。しかし、多くの場合は、自分の感情や感覚によって、考えは、簡単に変わってしまうものです。 例えば、気分がよいときには、相手の罰を軽くしたりしますが、自分の気分が悪いときは、厳罰にしたりする、こ…
A.環境というのは、その言葉を使いなれていないと、環境問題、環境破壊などと言われても、身近に感じられないと思います。しかし、自分のまわりの状況ですから、それにふさわしい言葉に言い換えてみるとわかりやすいと思います。生活とか暮らしとか、そうい…
A.そうした経験が度重なっていくと、何事も用心深くなっていきます。そういうときは、心の声、身体の声を聞いてみるとよいでしょう。落ち着いて、自分が本当によいということを見つめるわけです。すると、抑圧されていた本来の能力が発揮できるでしょう。
A.頭は、意識することで考えられます。しかし、心のほとんどは無意識の領域で意識されないというふうに思ってください。私たちの身体は、ほとんど無意識の中で、働いています。ですから、頭だけなく、心をしっかりと整えることが大切なのです。
A.外のことに影響されないためには、外のことと自分のことを区別する習慣をつけましょう。つまり、外でよいことや悪いことが起きても、すべて自分にプラスになるような受け止め方をするのです。ともかくも、自分をぶれないようにコントロールすることが大切…
A.大体は、人と対面するのは、疲れるものです。特に親しくない場合は、最初は居心地なく感じるでしょう。相手がこちらを見てくることによって、過剰に意識してしまうこともあるでしょう。集中して聞こうとせず、自然に声が入ってくるのを受け止めるというふ…
A.問題がなければ、そのようにして聞いてもよいのですが、それなりに、聞いている態度を示さないと、ますます長くなりそうですね。かといって受け取らないようにブロックしてしまうと、逆効果です。これも、聞き流されない程度に、受け入れていく態度を持て…
A. 考え方を変えて、ラッシュに逆らうと思うのではなく、その流れに身を任せてみるとよいでしょう。人の流れには、乗ってみることです。そこにあるリズムをうまく捉えてみればよいのです。それもまたリラックスし力を抜くことによって可能となります。
A. まずは呼吸を確実にします。そういう時は、えてして、呼吸ができなくなり、そのために頭も働かず、体も動かずという最悪の状態を招きやすくなります。あらゆるトラブル、ストレスに対しては、まず落ち着いて考えられる状態、動ける状態にするのです。脳…
A. これも目的やプロセスによって、あるいは個人の努力によって大きく違います。ただ、100%を持続することはできませんので、70%位をコンスタントに出しているのを普通の状態とすればよいでしょう。余力は3割ぐらい保持するわけです。もちろん、100%出すこ…
A. 自分の中で、ニ本の線を引いて、上の線が緊張状態、下のラインが弛緩状態として、そのどこに位置づけられるのか、ある程度、推測してみるとよいと思います。どちらに偏るのも、あまりよいことではありません。そのちょうど真ん中で保つというのは、なか…
A. ストレスを感じたところで、深呼吸をすることです。鼻から息を吸って口から吐く、いわゆるブリージングを開始するのです。頭で考えず、体の方で動くのです。そして寝転んだり座ったり姿勢を変えることだけでもかなり効果的なはずです。
A. 個人差があるので、自分が緊張したと思うときに、その後にメモに書き出してみるとよいと思います。多分、手足が震えたり、心臓がドキドキするようなことで気づくと思います。そのときに呼吸は浅くなっています。映像があれば見てください。肩や首が縮こ…
A. 考えるということはとても大切なことですが、考えるために慎重になりすぎることもあります。昔の記憶を頼りに、未知のことを推測するわけですから、苦い記憶をもとにすると、悪い結果を想像してしまいます。現実だけを直視して行動することが大切です。
A. 一概にはいえませんが、真面目な人、責任感がある人、頭のよい人なども、その中に多く含まれます。考えすぎて、悪いイメージを増幅してしまうことによって動きが取れなくなるのではないかと思われます。
A. 自分の性格については、プラス面と同じ位マイナス面があり、逆にいうとマイナスと同じ位プラス面がありますので、一方で考えない方がよいと思います。 ストレスでも、適度な緊張感として、注意、集中力が高まり、視野が広くなり、行動や判断をうまく行え…
A. そうした感情から逃れるために、何かに頼って、それに慣れてしまうと、依存症になりかねないのです。ですから、不安や不満、あらゆる不快なことを一瞬の恐怖として捉えてみてもよいと思います。
A. 涙もろい人は、日常で感動することにあまり経験していないと思われます。つまり、交感神経と副交感神経の閾値が低いのです。いつも感動してると、ちょっとしたことでは感動しなくなくなります。その閾値は高くなっても、鈍感とは違うのです。歳をとると…
A. 自律神経は必ず交感神経が先に反応し、アドレナリンが分泌され、その作用がおさまってから、副交感神経が優位になります。エンドルフィンというホルモンが出るのです。副交感神経だけを活性化することはできません。交感神経についてくるということです。
A.いろんな原因があると思いますが、案外、それも大きく関わっているかもしれません。言語できちんと表現する事は、個人のアイデンティティとして大切なことです。どこかに行って、全く発言する場や機会を与えられなければ、その人は承認欲求を満たせないで…
A.声に自信を持って使えるようになると、話すことや、人とコミュニケーションをとることが楽しくなります。人前での話に苦手意識もなくなってくるでしょう。英語を話せれば、外国人と出会っても怖くないというのと同じです。
A.弛緩状態で声を出す事はありません。常に、仕事として声を出すのであれば、緊張が伴うものです。ですから、緊張が悪いと捉えずに、緊張によって、うまく声が出ると考えてみてください。こわばらせたり、体を硬くすると、うまくいかなくなります。
A.ストレス解消で遠くに行ったり、大声に騒いだりしてスッキリした経験があればわかると思います。声を出すことは、カタルシスであり、感情の解放です。現代の日常生活の中ではかなり失われましたが、もともと、お祭りやいろんなイベントで、そういったもの…
A. 歌のセンスというよりも、歌を聞いて、それを真似るときに、どういうふうに聞くのか、そしてどのように真似をするのかというところは、見えないからです。なんとなく、うまく結びついている人は、どんどんうまくいき、そうでない人はどんどんうまくいか…
A.発声練習で目的を作るのではなく、目的のために発声練習をするのです。ですから、レガートをていねいにする、呼吸の流れを感じる、スタッカートと呼吸を結びつける、ハミングで共鳴をていねいにするなど、目的をきちんと意識してみることです。