発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

16.一般/会話/話し方/スピーチ/ビジネスなど

Q.相手を褒めるのがとても苦手です。

A.まずは、ボキャブラリーとして、次のような言葉を使い慣れていきましょう。 素敵、すごい、さすが、ポジティブ、前向き、かっこいい、爽やか、おしゃれ、センスがよい、似合う、優しい、ていねい、頼りになる、信用できる、安心できる、よく考えられている…

Q.子供っぽい話し方と言われました。

A.話し方は、その言い方に問題があることもありますし、使っている語句が、日常会話の中でしか使えないようなものであると、仕事にはマイナスです。 なんか、ちょっと、すごい、嘘とか本当、チョー、マジ、…。

Q.採用する人は、どういうところを見ているのでしょ

A.あなたについて目に入る情報、耳に入る情報、すべてを見ています。例えば、決定権のある人以外の人間、事務や受付の人に対する、あなたの対応なども、です。それが、とても雑であれば、必ず伝わり不利になっているのです。見られていると思うと、嫌なのか…

Q.リアクションのバリエーションをもっと知りたいです。

A.大きくは、身体での仕草、ボディーリアクション、とくに手は大きな武器です。表情の変化、声での変化、その上で、言葉や内容があります。 いわゆる、さしすせそ、さすが、知らなかった、ステキ、、、など。

Q.忙しそうにしている人には、どのように話しかけるのでしょうか。

A.定型の話し方としては、「今、お時間大丈夫でしょうか」でしょう。あるいは「お忙しいところ申し訳ありませんが」で少し押してもよいでしょう。「ご相談したいことがあるのですが」「お願いがあるのですが」など、クッション言葉を挟みます。

Q.断るときにうまくできません、どうすればよいのでしょう。

A.「申し訳ありませんが、」「残念ですが、」「ご期待には添えません。」など。

Q.白い歯が見えて、ハキハキと話している人に、なんとなく違和感を覚えました。

A.スポーツ選手や芸能人などでは、日焼けした顔に白い歯をアピールする人が少なくありません。目立って、なんぼの仕事であれば、それもよいことですが、職場において、不必要に目立つ事はマイナスになりかねません。外国人ならともかく、日本の場合は、年配…

Q.リアクションに困ることがあります。練習でできるのでしょうか。

A.トーク番組にお手本はたくさんあります。もちろん、芸人だから、許されるようなオーバーリアクションもありますが、切り出し方や間の取り方など、参考にできるところはたくさんあるでしょう。A.

Q.リアクションで困らせている気がします。

A.真面目に受け答えをし、たまに棒読みのような反応をしていくと、話しかける方も困る場合があります。ゆっくりとうなずいて、目で気持ちを伝えればよいわけです。納得したり、真剣に聞いているという表情で、感心してこそ伝わります。相槌もバリエーション…

Q.トレーニングで、なんとなくテンポが速く話せるようになりましたが、よいことなのでしょうか。

A.目的にもよります。速く話せるのは、話せないことよりも能力としてはよいことです。ただし、その能力をどこまで使うかというのは、ケースによって変わってくると思います。気持ちを込めなくてはいけない場合、例えば謝らなければいけないような場合、テン…

Q.自分で言ったつもりで、相手に聞こえていないというのを確かめる方法はありますか。

A.すべて相手がきちんと聞こえていて、理解されていなければいけないというようなケースは少ないのですが、とても大切な話であれば、確認した方がよいでしょう。そのためには、強調していうべきことを、できたらもう一度繰り返してみるとよいと思います。相…

Q.リモートになってから、どうも、相手にきちんと伝わっていないような気がします

A.直接対面のときは、顔が見えるので、口の形や表情などから、相手の言葉を補うことができます。Zoomなども、口の形は見えなくもないですが、かなり曖昧になってしまうので、音声としての発音、滑舌などに問題のある人は、かなり聞こえなくなっているとみる…

Q.コロナ禍のせいなのか、話すと、喉や口に、話しづらさを感じます。☆

A.日頃、通学や通勤をしていて、普通に運動していた人が、何ヶ月か引きこもって全く体を動かさなかったりしたらどうでしょう。歩くのに疲れるのと、階段などがかなり困難になったりすることでしょう。話すことも同じように筋肉が使われているわけですから、…

Q.相手に話しかけ、話しかけられやすいような態度とはどういうようなものでしょうか。

A.それをオープンマインドといいます。心も姿勢も開いているということです。スポーツでチームで勝って喜び合うときに抱きあったりする、親しい人と久々に会ったときにハグしたりする、そういったときに心も体も開いていて、相手と一体になれるわけです。

Q.話しかけられない、相手にスルーされるようにはどのようにすればよいのでしょう。

A.オープンマインドに対してはクローズにするわけですから、目を合わせない、そのために自然と下向きになり、猫背で、腕を組んだりすると、相手は、ガードされているように思います。具合が悪いように、自信がないように、やる気がないように、そういう態度…

Q.自分ではしっかりと伝えているつもりなのに、伝わってないようで

A.声の大きさや滑舌などが問題になっていることも多いと思います。誰かに指摘されたのなら、聞いてみるとよいと思います。気になっているなら、誰かに聞いてみると、その辺に鋭い人からよいアドバイスをもらえるかもしれません。自分で言ったつもりでも、相…

Q.なぜ、笑顔で挨拶をしなければいけないのでしょう。

A.そうと決まっているわけではありませんが、相手に敵意がないということを伝えるには、挨拶と笑顔というのは、たとえ愛想笑いであっても、強力なコミュニケーションツールだからです。相手も自分がスルーされてない、認められたということで満足します。

Q.なんとなく相手の目を見続けることが苦手です。

A.日本人の場合は、あまり相手の目を見続けるのは、よいとは思われていません。ただし、明らかに逸してしまったりすると、それは、余計な感情を持っているように思われかねません。相手が嫌いな場合も、好きな場合も、なかなか相手の顔を正面で見続けること…

Q.一緒に立っていても、私以外の人の方が話しかけられることが多いように思います。

A.本当にそうなのかどうかは疑ってみる必要があると思います。もしそうであれば、多分、その人の方が、相手を受け入れやすいような態度、表情、仕草をしていたのだと思います。例えば、道を尋ねるときでも、そういう人を選びますね、何か話しかけようとすれ…

Q.笑顔を作ろうとすると、なんとなく無理が出てくるのですが。

A.そういうのは、笑顔ではありません。少なくとも相手によいイメージを与えるような笑顔ではないので、やめた方がよいと思います。作ろうとしては無理が出るわけですから、日頃から笑顔をしておくこと、それが自然な表情となるように、練習とは言いませんが…

Q.写真写りが悪いと思います。

A.これもいろんなケースが考えられます。写真に映るときだけが悪いのか、いつも悪いのかは、鏡を見ればわかるでしょう。表情がない、笑顔でない、などという場合は、表情筋を鍛えてみればよいでしょう。写真を撮るときは、チーズなどと言って口角を上げて笑…

Q.にっこりと笑ってみても、何か足らない気がします。

A.口元は特に見られているところですが、そこだけしか笑ってないようであれば、それは、不自然になります。特に目が笑ってない、となると、表情的には硬くなるわけです。人は、相手の目を見て、本音を判断します。感情も目に出やすいわけです。よく観察して…

Q.いつも話の内容に詰まります。どうネタを仕入れたらよいでしょう。

A.あなたのまわりのネタのある人の話を、見習ってみるとよいと思います。決して大したことを言っているわけではないと思います。ニュースをみたり、日頃、自分の生活の中で気づいたようなことを、言葉にしているというだけではないでしょうか。

Q.雑談とか、普通にコミュニケーションのとれる話をうまくできるようになりたいです。

A.このように思う人のほとんどの問題は、話にばかり気をとられていて、見た目、表情や姿勢、態度、相手にどのように見えるかということをあまり意識していないからだと思います。一言も話さなくても、あなた自身は、よいイメージとか悪いイメージを発信して…

Q.話していて感じのよい人になりたいです。

A.そのように思うのは、あなた自身がそうでないと思い、あなたと違う理想的な人がいるということだと思います。まずは、その人を観察してみて、何が違うのかをリストアップしてみましょう。そしてできるところから、まねてみるとよいと思います。

Q.感じの悪い人と思われているような気がします。どうすればよいでしょうか。

A.身近な人にアドバイスしてもらうことでしょう。相手の顔をしっかりと見ること。姿勢としては背中を伸ばし、表情は笑顔で、その上で声もこもったり、小さな声でないことが最低条件でしょう。見かけ、雰囲気でかなり判断されるものです。

Q.私は生まれつきコミュニケーション力がないと思います。

A.コミュニケーション力については、生まれつきということはありません。声や話し方と同じで、これまでの教育や自分の育ってきた環境の中で、基礎的なところは身についていくものなのです。それが欠けていると思えば、補えばよい、それだけの問題です。

Q.コミュニケーション力をつけるには、性格を変える必要がありますか。

A.性格というものが何を指すのかによって変わってきます。性格が変わらないと思う人もいれば変わると思う人もいます。ただ、コミュニケーション力に関しては、別です。単にコミュニケーション力があるように振る舞えばよいのです。性格とかコミュニケーショ…

Q.レクチャーに入ってすぐに話すのと、止めるのとはどちらがよいでしょうか。

A. 目的にもよると思います。リラックスをするときには、ポーズを長くした方がよいでしょう。なぜなら、緊張するとポーズが短くなるからです。

Q.言葉の影響とは、どのくらいですか。

A. アメリカのハーバード・ビジネススクールのジェラルド・ザルトマンは、人間のコミュニケーションの8割以上は言葉では行われないこと、言葉で表現されるメッセージは相手に伝わる情報の7%に過ぎないことを論証しました。2003年。 つまり言葉で動かされる…