17.喉トレ/アンチエイジング/健康/ダイエット
A. 声が出ないときに処方されるのは、ステロイド薬剤です。これは、副腎皮質ホルモンで、緊急時に使用すると、出ない声が出るという魔法のような効果があります。 ステロイドは、オリンピックなどでは問題になったことで、そのリスクが危険視されていますが…
A. 抗生物質は、胃腸の障害や睡眠の妨げとなることもあるので、医師の指示に従っての服用を守りましょう。1日3回なら8時間間隔がよいのです。 とにかく薬については勝手な服用をするのは避けるべきです。漢方薬も、同じようにリスクがありますので、気をつ…
A. よくはありません。むせそうになるほど、喉の奥に水を入れるのは、声帯に近づけようと思ってるからでしょうか。気管と食道は、その手前で分かれており、声帯をうがいすることはできません。声帯から肺へ水が入らないようにむせるわけです。喉の奥まで洗…
A. 当然、身体に関わることですから発声にも関わります。特に首については、凝らないようにするとともに、血流をよくしておくことです。冷やさず保温を心がけて下さい。声帯や声道に直接、影響します。年配になると、首が冷えないように襟を立てたりマフラ…
A. もちろんあります。腰痛であれば、身体を脱力してうまく使えないでしょう。肩こりや首のこりなども、喉に近いだけに発声に大きな影響をもたらします。
A. 寒いのと乾燥しすぎているのは、よくありません。もちろん暑すぎるのもよくないでしょう。湿度は50%を切らないようにしましょう。今は加湿器があります。あと、暑いからといってクーラーや扇風機の風に直接当たるのは避けましょう。
A. 吸入器のことです。喘息患者のために、ネブライザー吸入器が普及しました。ジェット式、超音波式、メッシュ式などがあります。細かな水分を霧のように喉に当てることで、奥まで届かせることができます。治療に使うものですが、上気道の感染予防に使うと…
A. 私は、原則として、できるだけツールに頼らないように心がけています。ただし、その人の体質や考え方によって、自分にとって結果がよくなるのであれば利用するのは構わないと思っています。簡易なネブライザーもあり、鼻のネプライザーもあります。鼻洗…
A. 声を休めた方がよいのは、使いすぎた場合のトラブルです。歩くための足の筋肉と同じように考えてください。使わなくなれば、なおさら使えなくなります。できるだけ無理のない範囲で、使うようにしてください。出しやすいところで、長く伸ばしたり、ハミ…
A. 老けたということ自体がマイナスのイメージで使われているので、そのように捉えられます。しかし、顔も体も、年齢相応に変わっていくのですから、声だけが若々しければよいわけではないと思います。 人は、健康なものに引かれます。話というのが、コミュ…
A. 身体能力として筋力があるのに越した事はありません。声帯も筋肉です。しかし、この場合の筋力は、呼吸を司る筋肉と思ってください。声のエネルギー源は息ですから、呼吸を司どる筋力が衰えると声も出にくくなるわけです。
A. いろんな原因があります。声帯がピタリと合わせにくくなること、また柔軟に使えなくなることです。声が共鳴するところは粘膜からの分泌液で潤っていますが、これが乾燥すると、よくありません。
A. かすれた声、しわがれた声、小さな声、弱い声、狭い音域の声、響かない声、明瞭でない発音、1フレーズが短くなる、声の高さが変わる、などです。男性は高く女性は低くなりがちです。
A. わかりやすいのは、声が出ないこと、長く伸ばせないことです。もう少し細かく見ると、裏声、ファルセットが出しにくい。その切り替えがうまくいかない。音程が取りにくい。声が響かない。声が裏返る。大きな声が出ない。声がくぐもったり通らない。弱く…
A. プロの歌手についてなら、次のようなことをトラブルとみます。 ハミングがうまくできない。長く伸ばしにくい。同じピッチでの持続ができない。強弱がうまくつけられない。フレーズが続かない。ハスキーな声や息が漏れた声になる。ビブラートがおかしい。…
A. 歳をとってくると、身体と同じように、喉の筋肉も声帯も、若い時のように柔軟に使いにくくなります。そのため、声が若々しくなくなり、老けた声になってきます。それは声がかすれたりしわがれたり、でにくくなることです。大体は、自分の身体能力と連動…
A. 声がかれる嗄声、声が出ない、声を出すと喉が痛い、喉の異物感、不快感などが、よくあることです。風邪による鼻炎や上気道の炎症なども、声に影響が出ます。誤嚥性肺炎、大動脈瘤、脳梗塞、逆流性食道炎、喉頭がんなどには、特に気をつけなければなりま…
A. 個人差もあるし、声を使う必要度によっても違うと思います。普通は2、 3日で、あまりしゃべらなければ治るものですが、何週間か続くようであれば、慢性化していることもあるので、医者に行くのがよいでしょう。
A. 大きな声が出ない、小さな声が出ない、高い声が出ない、低い声が出ない、長くしゃべると声が枯れてくる、夜になったり週末になると声が出にくくなる、喋っていると声が低くなってくる、喉が痛くなる、声が上ずる、とても歌いにくいなどが、目安になりま…
A. これは、呼気のときに、気道に圧力をかけて、気管支を広げたり、肺の空気をスムーズに吐き出すことができるようにするためです。呼吸のリハビリテーションにも使われています。そのためのトレーニング機器も売られています。パワーブリーズなど。
A. これは、風邪、気管支、肺の病気などによく使われる漢方薬です。 ただ、肝臓のよくない人が使うと、間質性肺炎を起こすこともあります。C型肝炎であることを知らない人も多いです。気をつけましょう。
A. お腹周りの内臓脂肪は、腹式呼吸にはよくありません。内臓脂肪は、腸間膜に主につきますので、多くなると、横隔膜が、下がりにくくなります。オペラ歌手のように、歌っている人の方が深い呼吸のようなイメージがありますが、トレーニングをしていない人…
A. サルコペニアは筋肉が減ることです。肥満の人のその状態を指します。 体脂肪率が32%以上、1平方メートルあたりの骨格筋量指数が5.67キログラム以下です。女性は、同32%、握力18キログラム未満、1秒で、1m歩けない人です。 脂肪が多く筋肉が減っていると…
A. うがいについては、口の奥まで、水がいくと誤嚥する危険があるので、飲んでしまう方がよいのですが、その時に誤嚥すると、起きたばかりの口内には菌が多いのでよくないのです。若く健康な人は気にしなくてもよいでしょう。
A. 鳥を飼っていなくても、羽毛ぶとんやダウンジャケットなどは、同じです。ブルームというタンパク質が原因です。いろんなところに鳥はいますし、ましてダウンジャケットを着ている人は少なくありません。鳥からは、クラミジアでのオーム病も注意です。
A. 防水スプレーや、ヘアスプレーなど、フッ素樹脂などが入っているスプレーの使用に気をつけてください。ペットとのスキンシップで、発症することも多いので、犬や猫にも気をつけましょう。これは、パスツレラ菌です。 土や川の水からは、レジオネラ菌です…
A. 誤飲というのは、小さな子が食べてはいけないものを飲み込んでしまうことです。誤嚥は、食道に入れるものが気管に入ってしまうことです。
A. 仰向けにすると、吐いたものが気道に入りやすくなり、誤嚥性肺炎を起こすことがあるからです。
A. 吐く人が少なくなったからだと思います。昭和の高度成長期には、公害で、空気も汚れていて、車の排気や汽車の煙などもひどかったのです。何よりも、タバコを吸う人が多かったせいと思われます。
A. 長い間、がん、心臓病、脳卒中の順でした。その後、肺炎が第3位となりましたが、今は5位で脳卒中が4位となりました。肺炎でも、看取りの場合は、3位の老衰となります。そのように、2つに分かれたから、順位が下がったとみてよいでしょう。つまり、肺炎の…