発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

19.ヴォイストレーニングの考え方

Q.ヴォイストレーニングに副作用というのは絶対にないのでしょうか。☆

A. 心身に対して働きかけをすれば、その作用とともに反作用がある事は、当然のことです。ただ、その反作用がそれほど重大な結果をもたらさない、命に直結するようなことはないでしょう。という意味では、ひどく心配すべき副作用はないといえます。 ただし、…

Q.ヴォイストレーニングのレッスンの、コストパフォーマンスはどうなのでしょうか。

A. これは、回数と時間と料金ということになると思うのですが、はっきりしたものは、どこにも統計として出てないし、出せないと思います。アスリートでさえ、難しいことです。

Q.どういう症状にどういう方法を当てるのですか。

A. どういう目的で、どのメニュを選んでいくかということですね。 何を持って効果というのも、病気の治療でなく、向上を目指すトレーニングの場合は、甚だ曖昧なので、そこを個々にしっかりさせなくてはなりません。

Q.とにかく、闇雲に練習しています、上達するでしょうか。

A. 闇雲に練習することが、理想的にかなっているかどうかによります。目的に対し、あなた自身の身体に関し、今の能力に関し、どうなのかです。ですから、それでうまくいかなくなったり、頭打ちになったり、そういう時に、第三者のアドバイスを受けることを…

Q.声は何歳になっても変えられるのでしょうか。

A.その人の状態と何を持って変えたというのかによりますが、これまであまり声に関心がなく、声についてコンプレックスを持っている人ほど大きく変わるでしょう。

Q.声が変わることによって、何か得られた人がいるのでしょうか。

A.いろんな人がいろんなものを得られたとは、いっています。例えば、性格が前向きになったとか、自信が持てた、周りの人から信頼されるようになった、仕事や人間関係がうまくいくようになったなどというのも多いです。

Q.知識や情報が大切な時代で、声はどういう働きができるのでしょうか。

A.知識や情報が誰でもどこでも検索できるようになったために、そういったものをどのように伝えるかというような人間ならではの能力が問われるようになります。いくら知識や理論をいっても、人を動かすことができないでしょう。しかし、声は使い方によって、…

Q.午前中は声を出さない方がよいと聞きました。☆

A.人にもよりますし、声の使う目的にもよります。起きてからしばらくの間は、かなり個人差がありますが、声を出すのにあまり整った状態ではありません。スポーツなどと同じように考えてみればよいでしょう。ただし、午前中に声を使わなければいけないときは…

Q.朝一番に声が出づらいので、仕事に差し支えています。

A.睡眠中には声を使いませんし、体も休んでいますから、寝ぼけ声ではありませんが、朝起きたときの声は、ビジネスにあまり向かない声です。ですから、柔軟体操したり、深呼吸をしたり、体を動かしたりしながら、ハミングなどをして早めに声を使えるように準…

Q.朝礼の時に、挨拶などで声を出しますが、かえって痛めているような気がします。

A.急に声を出すとよくありません。その前に、ハミングや小さな声でもよいから発声できる準備状態を整えておくとよいでしょう。少しずつ声を大きく使っていくようにしましょう。

Q.声を強くしていくのに、ハミングと音読とどちらがよいのでしょう。

A.どんなことでも声を出すことが大切なことです。ハミングは発声や喉の状態が悪いときに役立つでしょう。音読は、やり方によりますが、表情筋や舌などをよく使うので、声だけでなく、発音の勉強にもなります。自分なりに工夫して、バランスを考えてみてくだ…

Q.そもそも、声などを鍛えたり、直したり、学ぶ必要があるのでしょうか。

A.目的はその人の状態によるので、一概にいえません。そういったことに必要性を全く感じてなければ、学ぶ必要もないというか、それなりのことができているのでしょう。 その目的を高めたり、今の状態で満足しないという人が、学ぶことになります。とはいえ、…

Q.発声練習すると眠くなります。

A.理想的な発声状態においては、心身がリラックスするので、眠気に誘われることは少なくありません。あくびが出たりする人もいるようです。気にする必要はありません。 ただ、練習がパターン化してて、飽きていて、眠くなるようであれば、刺激を与えたり、新…

Q.長期間の休みの後に、歌い直そうと思います。気をつけることはありますか。

A.休みの前の時と同じように、テンション高く歌いすぎないようにしてください。本当であれば、呼吸などが浅くなっていますから、柔軟や呼吸のトレーニングを、しばらくしてから、声を出すようにした方がよいと思います。長い目で見るなら、12ヶ月、呼吸法か…

Q.ヴォイストレーニングの本をたくさん読んだんですが、あまり上手くならない気がします。本当に正しいのでしょうか。

A.まず、本を読んでも、身体の能力が問われるものは、直接には関係ありません。いくら理解しても、それを実践して、修正していただければうまくならないわけです。身体で覚えるということです。

Q.オンラインに向いているレッスンはありますか。

A. オンラインの声として使うのであれば、オンラインがよいのです。 しかし、多くの場合、舞台やステージ、日常生活でも、対面して使うときの声ですから、対面レッスンの方が好ましいと思います。カウンセリングなど話なら充分でしょう。

Q.オンラインレッスンでは、うまくなりませんか。

A. もちろん、時間や費用、感染のリスク、その他の条件を考えたときに、オンラインレッスンの方が受けやすいのであれば、充分に上達も可能ではないかと思います。実際に、コロナ禍で多くのレッスンがZoomで代用できました。

Q.ピッチや声量を測れるような機材を使ったトレーニングを行わないのですか。

A. カラオケを上手くなるために、採点機とか、その分析を見ながらトレーニングするというやり方はあると思います。しかし、研究所ではそのような形はとっていません。カラオケを上手くなるということであれば、それも1つだと思うのですが、火傷による表現と…

Q.長所を伸ばすのか短所を克服するのかどちらが優先するのでしょうか。

A. 下手でないようにしたいのであれば短所をなくす方がよいし、本当にプロなり実力をつけて歌っていこうというのであれば、長所を伸ばさなければなりません。ただし何が長所かというのも、はっきりしているわけではない場合が多いのです。 最低限下手に思わ…

Q.呼吸や発声や表情筋などたくさんのメニュがありますが、全てを行わなければいけないのでしょうか。☆

A. せりふや歌唱であれば、呼吸も発声も表情筋も全てを使っているわけです。そこに偏りがあるので、あまり使ってないところは、補強しておくとよいでしょう。どれもが、必要なところまでしか使わないのですから、余力を持つために、パーツごとに強化する意…

Q.ばかばかしいようなメニュが、なぜヴォイストレーニングには多いのでしょう。☆

A. いろんなことが考えられますが、トレーナーがバカだというのもあるかもしれません。ばかばかしいことをすることでしか、リラックスできない人もいると思います。ばかばかしいと思うものを真面目に行っていくと、自分なりに考え、そこから自分なりに作っ…

Q. ヴォイストレーニングを地声から始めればよいのか、裏声から始めればよいのか、どうでしょうか。

A. いろんな考え方があります。目的やその人のタイプにもよります。男性は地声、女性は裏声というのは昔の考え方で、今は男性でも裏声を使うことが多くなったからです。また歌が高音域にシフトしてきたので、裏声やそこと地声との切り替えなどを学びたい人…

Q.ヴォイストレーニングにメニュがありすぎて迷います。

A. 自分に合うと思うものから試して、なんとなく実感ができる直感があるものを続けてみればよいのではないでしょうか。何かを取り入れると、必ず癖や副作用というのも生じます。その辺のバランスをどのように取るかは、指導者について、アドバイスを受けた…

Q.歌っているだけでできるようなトレーニングを教えてください。

A. 歌唱の中で身に付けていくのであれば、かなりゆっくりした大曲で、それを2倍くらいゆっくりと伸ばすように使うとよいと思います。しかし、それよりは呼吸だけを時間をとって、トレーニングした方が効率がよいということです。

Q.どのマニュアルが、ヴォイストレーニングやその準備によいのでしょう。

A. マニュアルも、誰かが自分や教えている相手によいと思ってつくりあげたものです。あなたにとっては仮のものです。マニュアルのメニュはたたき台と考えましょう。自分自身のメニュを作っていけるように、主体的に動いていくようにしていきましょう。

Q.フィジカルのトレーニングを例に出されますが、そのメリットはなんでしょう。☆

A. ヴォイトレもフィジカルのトレーニングだと思うので、その習得のプロセスは同じです。簡単に成果が出ないものでありながら、続けていくと必ず力がつくという面においてです。この簡単に成果が出ないというところが、芸事であれば当たり前なのに、今の人…

Q.声からどこまでわかるのですか。☆

A. トレーナーにもよりますし、相手にもよります。当たり前のことですけども、たくさんの人に接し、そのタイプが似ている場合に、そこでは細かな判断ができるようになります。 ある程度、教本のようにまとめられたものもありますが、遺伝的な要因から、育っ…

Q.身長が高い人は声が低いというのは本当ですか。☆

A. 一般的にはそのようにいわれていますし、身の回りにも、そういう人が多いのではないでしょうか。ただし、当てはまらない人がいるし、絶対的なものではありません。太っていて高い声の人もいますね。背が普通以下でも低い声の人もいます。 人体を楽器とし…

Q.出しやすい声が、正しいのでしょうか、目指す声なのでしょうか。☆

A. 出しやすいということは、とりあえずは理にかなっていることです。今日の時点で、話し声で使うのであれば、出しにくい声よりは出しやすい声の方が、よいとはいえます。 ただし、スポーツなどにおける初心者の癖と同じで、そのように使ってきたから、慣れ…

Q.声を使い分ける必要というのはあるのでしょうか。☆

A. あまり相手によって声を使い分けていると、あざといとか見られることもありそうです。 話し方は、相手によって、場合によって、私たちは、かなり変えています。声も変化しているわけです。楽しいときも悲しいときも、同じような声を使っていては、社会人…