29.ブレスヴォイストレーニングメソッド
A.私はお笑い芸人といわれる人を参考にさせています。確かに朗読家、声優、ナレーター、アナウンサーにもすぐれた人はいます。しかし、どちらかというと、発音、滑舌と日本語アクセント、イントネーションですぐれてはいますが、声の力そのものは、日本で…
A.その人によってやり方も量も回数も、その日によっても違うというようなものです。方法というのは、やり方やメニュではなく、トレニングの理念といった方がよいかもしれません。レッスンでは、基準とそれを満たす材料を与えていくものです。(♭)
A.それは目的や表現の(価値観の)違い、求めるレベルの違いなどからきていることが多いと考えてください。トレーニングが、一日1キロ歩いたら疲れる人が、10キロ歩いても疲れなくなる方法のようなものだとしたら、どう考えてもいろいろな方法があり、…
A.私のヴォイストレーニングは、何ら新しいトレーニングの方法やメニュではありません。 すでに大きな声で長時間話していられる人の体の鍛えられよう、長い人生で積み重なったもの)を、そうでない人が短期に集中して得ていけるように、その軌跡をたどった…
A.私は当初、声そのものだけを鍛えるために『ブレスヴォイストレーニング』を提唱していました。ところが、歌手なのに、あまりに音楽的感覚が不足していることから、声を損ねてしまう人をみてきました。そこで、音楽的なフレージング感覚を吸収できる方法…
A.そういう人もいますが、なぜ声のように複雑で個人差の大きな問題を、単純に効果のあるなし、正誤の二極だけで考えるのかわかりません。第一に、この方法は、私独自のものではありません。人類(あるいは外国人、もしくは日本人の声をもつ人)の言語音声…
A.私は、これまで絶えず、音楽や芝居などの表現に対して、声は10分の1にすぎないのだから、常に音への感覚を磨きつつ、トレーニングしなくてはいけない旨を述べてきました。一方的に無理に押しつけて、声やのどを痛めることには、最大の警告を繰り返し発…
A.私自身は声については、元が最低の部類でしたから、私の十年があれば、才能のある人は4~5年で到達できると考えたのです。そこで提唱したのが『ブレスヴォイストレーニング』でした。その後、二十年以上、第三者にも試した結果として、私だけでなく誰…
A.「ブレスヴォイストレーニング」では、外国人や俳優(=役者)の深い声を得たプロセスをたどりつつ、インパクトやパワーがあって伝わる自分の声を目指します。後になって、日本語でのより繊細に、ていねいに使えるために充分な声に仕上げます。声域、声…
A.長年にわたり、演劇や音楽・邦楽関係者、さらに、アナウンサー、声優、ナレーター、ミュージカル俳優、朗読をする人から一般の人まで、大勢の前で話したり、実習したりする機会を得て、このトレーニングの可能性をどんどんと広げてきました。また、一流…
A.インパクトのある声とか、声がパワフルでタフであること、これがトレーニングでのキャリアとなります。それには確かな再現力がないと、何事も「オン」しないものです。私のトレーニングの本当の目的は、今すぐうまくなることではありません。 1.人生で…
A.ストリートダンサーのためのクラシックバレエのようなものと思っています。 たとえば、生まれつきの声の美しさが、一流の条件というなら、もうデビューできてヒットしていなくては先はないでしょう。そんな人は、1万人に1人もいません。たとえば、高い…
A.トレーニングとは、自分を探り出していく努力といえます。それなのに今でも、学校やヴォーカルスクールでは、高音発声のための苦労をさせ、その結果、才能、素質がないということであきらめさせた、(たとえその声が出せても、本人の自己満足にしかなら…
A.これを克服するために、深い息と声門の開くHの(子音中心、音色、強弱)「Hai」をきっかけにします。深い「イ」は、声が縦になりますからわかりやすいです。(イメージ)Gの行(Ga, Ge, Gi, Go)も同じです。(rf→ 「縦の声」) 体の原理に忠実にすると…
A.ことばに限らず、ですが、伝わる実感を私は、「成り立つ」「成立」と述べています。 体と呼吸と声の結びつきについて、あるいはリズムグルーブについては、ヴォイストレーニングの中にとり入れられてきました。しかし、それを行なっている日本人のヴォイ…
A.次のことばは、一般的に使われているものではありませんので、説明しますと、 「声の(になる)ポジション」「声の芯」…通るための深い胸部共鳴を伴う、声のイメージ 「ベターの声」…その人の将来の理想の声 「ベストの声」…その人の今の理想の声(必し…
A.1.その人の体、声[個性、オリジナリティ]を最大に使い切るところにベースをおく 優秀な俳優や声優、ヴォーカリストをそのまま、まねをすることは、あなたの持っている楽器(体、発声器官)の状態によっては、害があるといえます。うまくいくなら即効…
A.これは「方法」というよりも、ふだんの生活の中で声が使えるようになっている人のプロセスを、理想モデルとして再現しようということです。二十歳の人なら、二十年かけるのがふさわしいし、無理なくしぜんなのですが、よりチェックを厳しくムダを排除し…
A.ことばを発したら即プロと思わせるほどのトレーニングで声を練ることです。つまり、読んだだけでも歌になるくらいの声と表現力を持つことが大切です。 ことばを読み込むことによって、ことばのフレーズがでてきます。棒読みでなく、感情を込めると、体と…
A.「ブレスヴォイストレーニング」では、次の点から声を追求しています。 1.ことばや音楽のイメージ、伝わる実感を中心に声を深めていく 2.必要以上の響きをつけない(コントロール力を優先する) 3.体からの伝えたいことばが、そのまま声にのってい…
A.定まっていません。本人がメニュを組めるようにしていきます。 1.全身から声を出すことを優先する体づくり(深い声、深い息) 2.レガートのスケールで、一声からプロ並みにしていく(音色) 3.メロディ、高低アクセントより、ことばの強弱の中でフ…
A.私のトレーニングは声楽の発声法と、よく比べられます。根本的には、求めるイメージやスタイルが表向きは違っても、声を出すことにおいては、同じことだと私は思っています。どちらもメニュや方法でなく、判断の視点で違いをみることです。条件の定まっ…
A.グレゴリアン聖歌は、ボーイソプラノとバスでした。天国、地獄でもあります。それが通奏低音(コントラバス)のきっかけとも思われます。(♯)
A.ナンシー梅木(ジャズ) 渡辺はま子 日野てる子(ハワイアン) 横山剣(クレイジーケンバンド) 倍賞千恵子(♭)
A.「行かないで」 ジャック・ブレル ダスティン・スプリング・フィールド 「ヴォラーレ」 ドメニコ・モドーニョ ジプシー・キングス 「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」 サラ・ブライトマン アンドレア・ボッチェリ (島田歌穂 中島啓恵 布施明) 「帰り来…
A.体からの声のある人のインパクト、メリハリ、個性を学び、フレーズ感覚、解釈、構成展開のテクニックを身につけます。 ・「夜明けの歌」「愛の別れ」クラウディオ・ビルラ (カンツォーネの王様) ・「ウナセラディ東京」ミルバ (カンツォーネの女王) …
A.「君こそ我が命」 ポール・アンカ 「モナリザ」 ナット・キング・コール 「オンリーユー」 ザ・プラターズ 「サイレント・オブ・ミュージック」 サイモンとガーファンクル 「デスペラード」 イーグルス 「男が女を愛するとき」 マイケル・ボルトン 「イ…
A.ベニャミーノ・ジーリ 「ファウスト」「ロメオとジュリエット」 エレッツォネ・バスティアニーニ 「ベルディを歌う-プロバンスの海と陸」 ルチアーノ・パヴァロッティ 「誰も寝てはならぬ(トゥーランドット)」 プラシド・ドミンゴ 「オーソレミオ」 ホ…
A.マリアカラス 「カルメン」「トスカ」「椿姫」 サラ・ブライトマン 「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」「オペラ座の怪人」 フィリッパ・ジョルダーニ 「ロッソ・ア・モーレ」「アベマリア」 キリーテ・カナワ 「君こそは春」「オペラ・アリア集」 モンセ…
A.「忘れな草」 クラウディオ・ビルラ(カンツォーネ) 「愛遙かに」 ミルバ 「セレーナ」「愛の流れの中に」 ジルダ・ジュリアーニ 「生命をかけて」 オルネラ・ヴァノーニ 「心遥かに」 イヴァ・ザニッキ 「愛限りなく」 ジリオラ・チンクエッティ 「こ…