舌がうまく前に動かないと、こもった感じになります。喉の奥、舌のつけ根に響きがこもってしまうのです。これは、寝起き状態と同じです。舌を高くし、前に声を集めるようにします。話し声も、やや高めにするとよいでしょう。
1.「イ」の口形で、アエイオウを言います。「イエイアイオイウ」
「イ」は、もっとも明るい母音です。(明るいものから順に「イエアオウ」)
2.「ガナタラバパ」をくり返す。(タラは、舌先で発します)
3.「バベビボブ、パペピポプ、マメミモム」
もし声をのみ込むような状態で、奥の方でしゃべっているようであるのなら、軟口蓋と歯を意識して、唇を使う音で顔面にもってくるようにします。(バ、パ、マ行がよいでしょう。)