発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

Q633.洋楽では、声そのものの魅力、張りや伸びから音質まで全て違うように聞こえます。それを埋めることはできるのでしょうか。

A.外国との大きな違いの原因となっているのは、浅い発声の日本語、日本人の生活様式です。姿勢一つとっても、私たち日本人はどうしても猫背になりがちです。
 理想的なフォームは「鳩胸でっちり」といわれます。下半身はしっかりと体を支え、背筋を伸ばし、顔は心もち上向きで、少しあごをひきます。とはいえ、あまり意識しすぎる必要はありません。
 最近は、体格、骨格や背の高さなども外国人と変わらないようになりました。きちんとした発声法を身につけることができれば、同じように声が出せるはずです。話し声もトレーニングしだいで克服できるでしょう。