発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

Q646.僕の声は、生まれつき小さくてひびきません。声を大きくして弱々しい声を直したいのですが、どうすればよいのでしょうか。

A.他の人に聞き取れないほどの弱々しい声(日常的な会話に不自由する)しか出ないのならば、声帯の異常も考えられるので、医師に相談してみた方が安心でしょう。思い通りに声が出ないという程度であれば、その必要はありません。
 声は個人差の大きいものです。声量や声質は一人として同じ人はいません。声が太いと力強く、声が細いとどうしても弱々しく聞こえるものです。声が細い人は、それが自分の声が本来もっている個性なのですから、そこに磨きをかけるつもりでトレーニングをしてみることです。細くてもよく通り、張りのある声であれば、充分に通用します。