A.注意深く耳を傾けることです。例えば歌詞やリズムなど、他のことに気をとられていませんか。声を発する瞬間、頭と体は同時にたくさんのことをやっています。今、歌っている箇所の音程、リズム、更には次の歌詞やリズムを思い出し、体の支え、声帯の使い方など、さまざまなことに気を配っています。何かに気をとられた瞬間、他のことがおざなりになり、音程もわからなくなってしまったりするのです。アンテナをいつも張っておくことを忘れないようにしてください。わからなくても、「聞こう」とすることが、いい音程で歌える秘訣です。