A.話し言葉としての日本語を、舞台やステージで観客に伝えられる所まで持っていくには、言葉一つ一つの持つイメージを明確にして内面的にならず相手に話しかけるように、語りかけるように朗読することをいつも心がけましょう。わかってはいても初見で読んだり、読みが足りないと呼吸も響きも浅くなってしまいます。前もって原稿が手元にある場合は、繰り返し繰り返しリハーサルして本番に臨んでください。歌う時も同じですが、下を向いていると内にこもったように見え、遠くまではっきりと言葉が聞き取れないことが多いです。表情を常に一定に上向き、笑顔を心がけると上手くいきます。