いきなりたくさん歌おうとか、一気に喋ろうとすると、すぐに喉にきてしまいます。本来であればワークショップのように、子供の頃にかえれればいいのです。滑舌の問題でも、実際に今の舞台の中で、滑舌が先に必要とされるのは、アナウンサーとナレーター、声優、厳しいのはお笑いです。厳しいから、直っていきます。その必要性があるからです。出た頃は何を言っているのかよく聞こえないのに、ヴォイストレーニングをやって、そこで直るのではなくて、有名になってくると直ってきます。まわりのレベルが高くなってくるからです。その場に身を置くことが、ヴォイストレーニングとしては効果のあることと思ったらいいでしょう。