A.歌は、その日の体調によって、声の調子も変わってしまいます。時には、風邪をひいても、人前でステージで歌わなくてはならない時があります。そういった時のために、常に、いいフォームで歌を歌わなくてはなりません。正しい発声を習得するとき、自分の声を聴き分けることも必要です。それと同時に、体の正しい使い方も、感覚として身につけておけば、体調が悪いときも、また、どんなに、響かない場所で歌うにしても、体の感覚を頼りに歌うことができれば、喉の負担がないし、まず、聴いているお客様に心地よい、音楽をすることができます。
一番いいのは、常に、体調をいいコンディションにしておくことですが、それには、基本的には、規則正しい生活のリズムを心がけること、うがい、手洗いをまめにすること、また、寝るときに、マスクを水に濡らしてすると、乾燥を防ぐことができます。もし、本番直前に体調を崩した場合は、当たり前のことですが、できる限り休むこと、食欲に問題がなければ、たくさん食べることです。
もし、風邪の場合は、喉が痛くなったり、鼻がつまる場合は、耳鼻科に行くことをおすすめします。市販の薬よりも、医師からの薬のほうが効きます。自分でできる対処法としては、お風呂に入ったときに、お風呂にお湯をはって、5分間、湯船につかりながら、シャワーでお湯を首の付け根のところにあてます。また、寝るときに喉ぬーるスプレーをするのも効果的です。(♯Ω)