発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

Q1496.一音一音をしっかり発音して声にするという時に、先生の出した声が「こういう事だ!」と頭ではわかるのに、それを自分では出せないことがすごくもどかしいです。また、自分では悪いと思っているのに「いい」と言われた時や、逆に少し近づいた気がすると思っても「違う」といわれる時があります。自分のイメージと実際のギャップを埋めるにはどうしたらよいでしょうか。

A.頭でもしわかっても、体で反応できるまでにはさらに時間がかかります。声が自分では良い声がでたと思っても、例えば一瞬大きな声が出たと思っても、それを発展させていって限界があるものと、伸びていくものの両方があります。逆に頼りないと思っても、その方向性で発展させたら、とても良い声になるということもあります。第三者の判断は大切にしてください。(♭∀)