A.長電話した後などに声がかすれたり、翌日声が出にくかったりした経験がありますか。それは、日本人が喋るときに口蓋垂(懸よう垂)が下がった状態で喋っているからです。これが上がった状態だと、声帯に負担をかけずに喋ることができます。鏡を見ながら大きく口を開け「ハッ」っと息を吸い込みましょう。すると口蓋垂が上がっているのが確認できるはずです。認識しずらかったらビックリしたときの顔の表情を作ってみましょう。その時に口内を見ると想像以上に口の中が広がっているはずです。この訓練を続けることで随分楽になる人もいるでしょう。この訓練はオーストリアのウィーンで宮廷歌手の称号をもつ、ミリャコヴィッチ先生というソプラノ歌手のレッスンでよく使われるメニュです。(♭Σ)