A.低音域を出すにはどうすればよいかとよく聞かれます。低音は、持って生まれは要素もあります。ヴァイオリンはチェロの低音を出せません。しかし、皆さんが思っている以上に低音域の可能性は広がっているものです。それは、声帯の機能を最大限に駆使できている人があまりにも少ないことを意味します。
よい声の出し方をすれば、低音も良く出るようになるし高音も良く出るようになります。高音ばかり練習して低音がスカスカになる声の出し方は間違っているのです。低音の出し方として特別なメソードはありません。良い発声そのものがメソードです。(♭∀)