A.もちろんソルフェージュなど、リズム練習をすれば向上します。この研究所でいえば、音楽基礎のレッスンで最低限のものは養うことができるでしょう。しかし、リズムというのは日常生活の中に存在するものです。リズム打ちできるようになるためには、まず一定のテンポをキープすることができなければいけません。その一定のビートというのは、たとえば時計の音や歩くテンポ、その他耳を澄まして意識すれば、一定にビートを打ってるものというのは結構あります。それを体、特に心臓やお腹、腰で感じ、ビート感を養うことです。
それから、日本人はもともと農耕民族であり、縦打ちのリズムがしみついているといいますが、欧米人はもとは狩猟民族であり、横にリズムを感じます。つまり、日本人よりスイングが上手ということです。リズムの課題も横にビートをとりながら、やってみてください。 (♯Θ)